三洋電機は、業界初となるコードレス骨伝導電話機を2機種発売する。
同社では、普通の電話機では相手の声が聞こえにくい年配の人にでも、相手の声が聞こえやすい「骨伝導電話機TEL-KU1」を今年2月1日に発売した。
「骨伝導電話機TEL-KU1」は、音声を振動に変え、頭蓋骨を通して聴覚器官に直接伝える骨伝導受話器がついており、さらに、話速変換技術で相手の声の高さを変えずにゆっくりとした聞きとりやすい速度に変換できる「ゆっくり通話機能」もついている。しかしながら、利用者からは骨伝導のコードレス電話機の要望も多いことから、同社では開発を進めてきた。
今回、親機に留守番機能搭載、骨伝導方式をコードレス子機に搭載したことにより使い勝手が大幅に向上した「TEL-KU2」(親機、コードレス骨伝導子機各1台のセット)を11月15日、コードレス骨伝導子機と通常のコードレス子機をセットにした「TEL-KU3」(親機、コードレス骨伝導子機、コードレス子機各1台のセット)を11月25日に発売する。
業界初となる骨伝導電話機にコードレス骨伝導子機を採用。通常、音を聞くときは、音を(空気の振動)鼓膜で受け取り、耳の中のいろいろな器官を経て聴覚神経から脳に伝わり、音として感知するが、骨伝導は音の振動が直接頭蓋骨に伝わり、聴覚神経器官に入ったものを音として感じとるというもの。
コードレス骨伝導子機の振動部を耳周辺や頭部などにあてると骨が振動して相手の声が伝わる。普通の電話機では聞こえづらいという高齢者の人などに最適。
また、相手の声の高さを変えずに、速度だけを変換できる技術「ゆっくり通話」機能を搭載。話し中に「ゆっくりボタン」を押せば、相手の話す音声速度を約0.75倍に変換でき、聞きとりやすい快適な通話が実現できる。
通常、音声を伸長した場合、音の高さが下がる、会話のリズムがあわなくなる、自分の声が遅くなって戻ってくる、という問題がある。「ゆっくり通話」機能では、それらの問題をすべて解消し、同じ音の高さで会話のリアルタイム性を保ったまま、クリアなゆっくり通話を実現した。
そのほか、コードレス骨伝導子機には、よくかける相手の電話番号を1カ所まで「ホットライン」に登録することができる。ワンタッチで電話をかけることができ大変便利で、病院などの番号を入力しておけばもしもの時も安心。また、親機を登録すれば、ワンタッチで呼び出し、簡単に内線通話ができる。
親機では、家族での利用に便利な簡単操作の留守番電話機能を搭載。大きなボタンで設定や再生が簡単にできる。
8段階まで調節できる声の大きさボタン(コードレス骨伝導子機のみ)を採用し、相手の声が聞こえにくいときは、話し中に「声の大きさ」ボタンで簡単に音量アップができる。声の大きさは8段階に切り替え(親機は「特大・大・標準」の3段階の切り替え)できる。
人によって聞きとりやすい声の高さ(周波数)は違うことから、話し中に「声の高さ」ボタンで、「高」「中」「低」の3段階に切り替えることができる(コードレス骨伝導子機のみ)。
電話がかかってきたときのベル音は「小」「大」のほかに「特大音」がある。また、ダイヤルライト、液晶画面、充電器も電話がかかってくると光って知らせる(特大音は親機のみ)。
コードレス骨伝導電話機「TEL-KU2」

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