タイムズコーポレーションは、「アシストビジョン」シリーズの新製品として、ビデオカメラ接続用にビデオ入力端子を装備、ズームアップ操作とオートフォーカスが連動する「ズームアップAF機能」を搭載した、卓上型カラー拡大読書器「アシストビジョン100V+(ビデオプラス)」を発売した。
今回発売する「アシストビジョン100V+(ビデオプラス)」は、ビデオカメラの急速な普及に合わせて、「日常生活のズームアップ!!」をコンセプトに、国産の卓上型拡大読書器としては初めてビデオ入力端子を装備した。
ビデオ入力端子の装備により、ビデオカメラの持つズーム機能や機動性を活かして、拡大読書器では映すことのできなかった離れた場所にあるものや、大きな物が映せるようになる。利用の幅がぐっと広がり、読書以外に日常生活のさまざまな場面で使える。
経済企画庁による電化製品の世帯普及率調査では、ビデオカメラは37.9%(2000年3月末現在)で、約3世帯に1世帯の所有となっている。近年のビデオカメラ市場においては、デジタルビデオカメラが出荷台数の95%を占めている。デジタルビデオカメラの特長であるデジタルズーム機能は、多くの機種で100倍超のズームアップ性能を持ち、ワイドから望遠まで被写体を高画質で捉えることができる。
読書器の映像とビデオ入力端子の映像を切り替えは、ビデオ入力端子の隣にある「入力映像切替スイッチ」で行う。
ビデオカメラ切替時には、卓上型の拡大読書器ではピントの合わない分厚いものでも、ビデオカメラで撮って見ることができる。例えば、鏡のように自分の顔を映したり、大きな箱に注意書きとして書かれた小さい文字を読むといった使い方もできる。入力された映像は白黒・白黒反転表示やコントラスト調整機能によって好みの画質に調節可能。
ビデオ入力端子の装備に合わせて、ACアウトレットを2口用意した。ACアウトレットは拡大読書器の電源スイッチに連動しており、モニターテレビとビデオカメラをつないで全ての機器の電源を同時に入り切りすることができる。
また、「ズームアップAF機能」の搭載により、ズームアップ後のピント調節が不要になった。ズームアップで生じるピントのズレは、倍率が上がることで被写界深度が浅く(ピントの合う幅が狭く)なるため。
ピント調節の方法としては、従来の「ワンプッシュオートフォーカス(ボタンを押してオートフォーカスを実行する)機能」に加え、今回新たにズームアップ操作に連動してオートフォーカスが働く「ズームアップAF機能」を搭載した。ズームアップ操作の直後、オートフォーカス機能が自動的に働き、ピント合わせが不要となり、使いやすさがさらにアップした。
拡大読書器の上に置いたテレビが振動などで落下することの無いよう、“スベリ止めシート“を同梱した。ゴム状のシートは読書器の上に敷くだけで、テレビの滑りを抑えることができる。また、従来から付属品として同梱している、“モニター保持バンド“との併用で、より安心して使うことができる。
ボディカラーはシルバーとダークグレーのツートンカラーを採用。シャープで高級感のある外観に仕上げた。基調色に明るいシルバーを採用することで、テーブルの上に置いたときの圧迫感を軽減している。
同社では、拡大読書器のさらなる普及を目指し、2001年9月より、「14型テレビプレゼントキャンペーン」を実施している。これは、「アシストビジョン100」を購入すると、14型テレビをプレゼントするというもの。拡大読書器専用のテレビとして使えるので、新たにテレビを購入する必要がない。
価格は198,000円。身体障害者用物品として、厚生労働大臣より指定された消費税非課税指定品となっている。
「アシストビジョン100V+」
テレビは14型を接続。ビデオ入力端子にデジタルビデオカメラを接続したときの構成。

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