アキレスは、摩擦や前ズレ、血行の妨げを緩和する車いす専用のウォータークッション「車いす用アキレスウォータークッション」と「車いす用アキレス汗取り通気パッド」を発売した。
日頃、車いすを使用している人は、長時間を車いすに座って過ごさざるを得ないため、摩擦や前ズレ、さらには血行不良から褥瘡(床ずれ)を起こすことも珍しくない。
今回の「車いす用アキレスウォータークッション」は、昨年の「国際福祉機器展」会場で寄せられた、ある車いす使用者の「車いす専用の座り心地のいいマットが欲しい」との声を受け、ウォーターバッグをウレタンフォームで包んだもので、同社が開発し、すでに病院・施設などで大きな実績を上げている褥瘡予防用の軽量型ウォーターマットレス「アキレスアクアメディックライト」を車いす用に応用した。
そのため「アキレスアクアメディックライト」同様、褥瘡治療の第一人者である、群馬大学医学部皮膚科学教室の石川治教授との共同研究をベースとし、さらに実際に看護・介護をしている人々の意見を参考に製品化した。
「車いす用アキレスウォータークッション」は、水を使用しているので、流動性があり、いろいろな体型の人の臀部にフィットし、体圧を分散させ、前ズレを少なくするシーティング機能があり血液循環の妨げを緩和する。
水はあらかじめ注入されており、入れ替えは不要。使用している本人はもちろん、看護・介護者の負担も軽減する。
車いす専用のウォータークッションは日本で初めてで、施行されている介護保険法福祉用具貸与12品目に該当する。
本体サイズは400mm長×400mm幅×60mm厚。重量は約3kg。構造仕様は表面合成皮革(アキレスカブロン)、中部ウォーターバッグ、ウレタンフォーム、下部ポリエステル(防滑加工)。価格は23,000円となっている。
いっぽう、「車いす用アキレス汗取り通気パッド」は、3層になったポリエステル織繊維が、綿より5倍速い吸水スピードによって素早く吸収し、表面がいつもドライタッチの“吸湿シーツ”と、通気性・通水性が高く体圧分散(クッション性)にも優れた無膜ウレタンフォーム“エアロンムマック”、さらに、クッション性と通気性・通水性に優れた“ナイロン/ポリエステルハニカム構造材”の3種類の素材を縫合加工した、新しいタイプの汗取り通気パッド。
3種類の素材のそれぞれの機能を最大限に発揮させることによって、皮膚の湿潤を取り、皮膚をつねに乾いた状態に保つとともに、体圧分散効果により血行障害を未然に防ぐ。
なお、「車いす用アキレス汗取り通気パッド」は、「車いす用アキレスウォータークッション」と合わせて使用することで、よりその効果を発揮する。本体サイズは400mm長×400mm幅×25mm厚。価格は5,000円。
左上:車いす用アキレス汗取り通気パッド
左下:車いす用アキレスウォータークッション
右:車いすでの使用例

車いす用アキレスウォータークッション

車いす用アキレス汗取り通気パッド

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