シニアコミュニケーションは、今年9月に全国の50代以上のインターネットユーザー男女を対象とした文化・芸術等に関する調査を行った。有効回答数は334だった。
この1年間に行ったことのある文化的な場所・催しとしてどのようなものがあるか、という問いに対しては「美術館・絵画展」に行ったという人が最も多く全体の72%。次いで、「映画館(59%)」、「コンサート(48%)」。
特に女性では80%弱もの人がこの1年間に美術館・絵画展に行った経験をもっており、シニア世代の芸術への関心の高さが伺える結果となった。
好きな美術館について聞いたところ、全体の68%の人が具体的な名称を回答。そのうちの約28%の人が「ルーブル美術館」を挙げており、おおむね3人に2人は最も好きな美術館であるとしている。国内の美術館では国立西洋美術館、箱根彫刻の森美術館を挙げる人が多かった。
ルーブル美術館を挙げた理由は「ミロのビーナスの本当の美しさがわかった。日本では暗くてガラスの中だったのと人混みで最低だった。(57歳男性)」、「自由に直接触れられるような感じで見られ、自由に画学生が美術館の中で模倣していたのを見た。この開放された美術館の姿勢が芸術を育てるのだと実感した。(55歳女性)」など。本物の芸術を堪能できることに加え芸術を楽しむ雰囲気自体が、現代のシニア世代に評価されていることがわかる。
同調査ではあわせて「好きな作家」、「好きな歌手・ミュージシャン」についても聞いており、それぞれ「夏目漱石」、「ビートルズ」に最も多くの回答が集まった。
|