日本旅行業協会は、2003年度JATA環境基金「地球にやさしい市民活動支援助成事業」として、環境と観光の両立という地球規模の課題への解決に向けての取り組みを支援する。
対象となる団体は、日本国内に事務所を有する、市民主導のボランティア団体。特に、海外活動への助成を申請する団体の場合は、NPO法人資格を有していることを条件とする。
また、対象となる事業は、観光地における「自然や文化遺産を保護する事業」、「環境に配慮した観光の発展に寄与する事業」など。
事業の実施期間は、2003年4月1日から2004年3月31日までに実施される活動を対象とし、助成金額は、原則として、1団体につき100万円程度とする。
「JATA環境基金」は、観光地における旅行者の大量訪問がもたらす悪影響からの自然・文化遺産保護や、自然保護と地球社会の持続的発展に貢献するエコツーリズムの促進、日本人旅行者の環境意識およびマナー向上などを目的に運営されている。
2001年度より助成活動を開始しており、2001年度は2事業、2002年度は4事業に対して助成を行っている。
2001年度助成事業では、富士山山頂バイオトイレ設置プロジェクト(NPO法人富士山クラブ)と、アジアの子供たちへの環境の本 翻訳・印刷(財団法人ユネスコ・アジア文化センター)に総額540万円で助成。
2002年度助成事業では、自然遺産に指定された屋久島のウミガメ保護啓蒙事業(NPO法人屋久島うみがめ館)、白神山地ブナの森復元事業(NPO法人白神山地を守る会)、身近な自然 里山の里道復活再生と自然公園化(NPO法人赤目の里山を育てる会)、学習旅行における自然環境教育と地域振興およびCD-ROM動画パンフレット作成のための環境整備(NPO法人やまぼうし自然学校)などに総額307万円で助成を行った。
|