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軽度から中等度の老人性難聴者向け高性能ポケット型補聴器を発売

−昭栄、「美聴(びちょう)」(ASH-2000)−

2002/11/13(Wed.)

 昭栄は、軽度から中等度の老人性難聴者を対象にした両耳イヤホンマイクタイプのポケット型補聴器「美聴(びちょう)」(ASH-2000)をキヤノンの協力支援を受け開発、販売を開始した。

 独自に開発した聴力補償特性によって、入力音の周波数と強弱により増幅度を自動的に制御して出力音を適度に補正する。

 耳障りな衝撃音やキンキン音の原因となる入力音の検知能を高めて、それらの音を抑圧制御する事で耳障りな音の発生を極力抑える。このため、従来多くの補聴器で行われてきた調整作業(フィッティング)が不要になった。

 両耳の位置で入力音を集音して音声処理・増幅後に両耳に戻すので、本来の自分の耳での聴き取りに非常に近く、そのため様々な音の種類や音の方向性が把握でき、音の情景分析に優れている。

 100〜12,000Hzの広帯域周波数特性と、0.3%という高調波歪率を達成。そのために高性能マイクロホンとイヤホンを始め、オーディオ機器並みの電子回路と電子部品を採用して従来補聴器と比べて非常に高い音質を作り上げた。

 ユニバーサルデザインに基づいたスイッチと音量つまみだけの簡単な操作で、誰にでも無理なく使いこなせる。又、小型軽量でかつスタイリッシュに仕上げたので、年齢性別を問わずアクセサリー感覚で誰にも気軽に装着できる。

 従来の多くのポケット型補聴器では人声の周波数帯(約300〜5,000Hz)を対象にしていたが、「美聴」はオーディオ並を目指して広帯域(100〜12,000Hz)周波数特性を可能にした。

 特に中高音域が豊かなので補聴器としての用途以外にも、例えばコンサートやバードウォッチングなど趣味等の用途にも十分効果が期待できる。

 同社では今期の出荷数量を約4,000台と想定している。価格は58,000円。


「美聴」
写真:「美聴」


昭栄株式会社概要
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