内田洋行は、だれにでも使い易いユニバーサルデザインと、ファシリティマネジメントに配慮した新型デスクシステム「FEED(フィード)」を開発、販売を開始した。
今回のFEEDデスクは、ユニバーサルデザイン、ファシリティマネジメントのサポート、環境対応、フィレキシビリティの4つのコンセプトで開発した。
同社では、積極的にユニバーサルデザインに取り組んでいるが、健常・非健常者の商品モニタリングもその活動の一つ。今回のデスク開発でも、モニタリングから「だれでも使いやすい」要素を見つけ出し、それを積極的に取り入れて開発している。
具体的には、体格差や健常・非健常を問わず、腰にかかる負担を軽減できる引出構造や、左右の利き腕に影響されることなく使える袖や天板の構造を実現している。
また、厳しい市場状況を背景にして、ファシリティマネジメントの重要性が高まっているが、FEEDデスクは従来のデスクシステムに比べて、部品管理しやすい配慮を盛り込んで設計しており、資産管理やトータルコストダウンといった顧客のニーズに応えている。
今回のFEEDデスクは、新しい要素を取り入れながら、あくまでベーシックでスタンダードな商品に仕上げており、グリーン購入法適合や豊富なラインアップとカラーバリエーションで幅広い顧客ニーズに対応できる新しいデスクシステム。
ユニバーサルデザインとしては、「体格差への配慮」として、業界最大の「幅広取手」と「取手幅いっぱいのラッチレバー」の採用で、引出の操作時に横方向への腰の曲がりを抑えることができる上、より体に近い位置での操作が可能になるため、少ない力で引き出すことができる構造を実現。これによって、利用者の身長や握力の差がある、男女、利き腕、健常・非健常などの差によるバリアを感じることなく利用することができる。
また、「体格差や車いすへの配慮」として、オプションの継ぎ足セットを使用することで、デスクの高さ調整が可能となり、個人の体格差や車いすに適した高さ調整が可能。また、センター引出の着脱が可能なので、継ぎ足なしでの対応も可能。
「視覚障害者への配慮」としては、引出の鍵部は凸型デザインを採用し、触覚でも容易に鍵穴位置が確認できる上、鍵の差込口をすり鉢状にすることで、だれでも鍵穴に入れやすい形状にしている。また、リバーシブルキーの採用で、鍵の上下を気にせずに施錠、開錠が可能。
そのほかの特徴としては、ファシリティマネジメントのサポートとして、「容易な部品管理」を実現。センター引出やワイヤリングダクトなどの部品類は簡易着脱可能で、部材毎の管理や交換を容易にした。また、主要樹脂部品には「部品番号表示」をしているので、部品単位での管理も可能。
本体はドライバーでの組立て、分解ができ、レイアウト変更や使用者の好みに対応して、部品交換なしで右左の袖組替えを実現した。
環境対応としては、2002年度のグリーン購入法適合や、リサイクル設計を採用。再利用可能な素材は分別解体が可能で、素材毎に素材表示を行っているので、分別廃棄や廃棄後の再生利用ができる。
樹脂パーツには再生樹脂を使用、木質系素材には間伐材等を使用し、再生材の積極使用を行なったほか、分別のためにメラミン化粧板を剥がし易くした天板タイプも用意した。
用途に合わせた3タイプとして、情報化時代に対応した、ワイヤリング機能を強化した「Kタイプ」、簡易ワイヤリング機能(ワイヤリングダクト標準装備)と経済性を併せた「Wタイプ」一般的なオフィスに対応し、コストパフォーマンスに優れた「Sタイプ」をラインナップ。いずれも、一般的な平デスクから異型L型デスクまで豊富な展開性を有する。
カラーシステムは、本体のマイルドグレーを基調に、天板には明るいグレイ系のペールグレイ色と暖かみのある明るい木目調のリマインドメープル色の2色を用意。
デスクトップパネルには、6色の標準カラーと3色の特注カラーから選択でき、新しいオフィス空間のイメージをコーディネイトする。販売目標は初年度30億円。価格は、Kタイプ片袖デスク61600円〜、Wタイプ片袖デスク58600円〜、Sタイプ片袖デスク52600円〜、となっている。
FEEDデスクシステム

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