ドイツに本社を置く総合医療福祉機器メーカーであるオットーボック社の日本法人、オットーボック・ジャパンは、オルトリハ・システムとヤマトシステム開発が共同開発した義肢装具業界の業務支援をする、義肢装具見積りソフトウェア「Orthics(オルティクス)」を発表し、販売することで提携した。
現在全国には約700社の義肢製作所があり、既存の見積りシステムとしては4社から販売されている。しかし、既存のシステムでは、価格が高い、サポートサービスが充実していない、操作が難易、コンピュータシステムを使用しているにもかかわらず既存資料閲覧が必要、官報の価格改正がシステムに反映されにくいなどの問題点が指摘されている。
このような問題点から、既存システムを導入している製作所は20%も満たしておらず、それに加え販売会社1社に関しては再来年以降の価格改正およびサポートから撤退するといわれている。
これらの問題点を考慮した、コンピュータソフトウェアの開発が急務であると考え、オットーボック・ジャパンとオルトリハ・システム社のノウハウを元に最適なシステムをめざし、システム操作が容易、初期導入コストの削減、複雑な見積り作成時間の短縮など、広い場面から業務を支援するハイパフォーマンスなパッケージソフトウェアとして「Orthics」を開発した。
また、サポート体制においては、ヤマトシステム開発との提携による全国サポートサービス(有償、無償)の充実を図り、さらに今後のバージョンアップにより「Orthics」は、オットーボック製品の推奨義足組み合わせ機能等を付加し、推奨アイテムの詳細や製品・パーツをビジュアル画像として表示するなどユーザーフレンドリーなインターフェース実現する。
同社では義肢装具製作所を対象に「テクニカルフォーラム」を組織化し、見識の向上、技術の研鑚、情報交換、環境整備、国際的ネットワークの確立、そして事業基盤の確立を図るなど、業界の活性化、近代化を図るための様々な活動を実施し、今後も義肢装具業界を支援していく方針。
なお、「Orthics」ソフトウェアを11月23日(土)、24日(日)に開催される「日本義肢装具学会(JSPO)」(会場:アクロス福岡)のオットーボックブースにて展示・デモンストレーション、予約販売を行なう。
「Orthics」のライセンス価格体系は、スタンダード型1クライアントのみ448,000円、ネットワーク型5クライアントまで548,000円、追加クライアント1クライアントにつき10,000円、サーバーセットアップ料金(オプション)30,000円、SQLサーバーセットアップ料金(オプション)30,000円。
サポートサービス料金は、リモート・サポート(会員制)5000円/月、オンサイト・サポート30,000円、インストール(スタンダード)30,000円、インストール(ネットワーク)40,000円となっている。
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