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在宅重度障害者へのIT教育を最新技術で実施

−日本IBMと東京コロニー、「在宅重度障害者向けIT教育支援」−

2002/12/25(Wed.)

大人の青汁
 日本IBMと社会福祉法人東京コロニーは、ブロードバンド・ネットワークを通じて双方向にリアルタイムな映像・音声・文字情報によるコミュニケーションを実現する技術を活用し、在宅の重度身体障害者のIT教育を支援する「重度身体障害者IT教育支援プロジェクト」を本格的に開始した。

 日本IBMは、東京コロニーに対し、遠隔地でのビデオ会議や共同作業を実現するリアルタイム・コラボレーション・ソフトウェア「Lotus Sametime」や、IAサーバー「eServer xSeries」などのIT関連機器をはじめ、実際に双方向の遠隔教育を実現するためのカスタマイズを含む導入・稼働のITサービスを提供し、在宅重度身体障害者向けの「Face to Face」のIT教育環境構築を支援する。

 また、当教育コースで使用される教材の開発費を負担するなど、合わせて総額約600万円相当の寄贈を社会貢献活動の一環として行う。

 いっぽう、東京コロニーは、すでに同法人が開発しているラーニング管理システム(トーコロBBS)を新しいIT教育環境と連携させるとともに、同法人が蓄積してきた障害者向け教育の経験・知識を提供して重度身体障害者向けのIT研修コースを実施する。

 今回のプロジェクトでは、Lotus Sametimeを活用し、講師は在宅の受講生に対して東京コロニー内の教室からCCDカメラとヘッドセットを利用して講義を実施し、在宅の受講生はブロードバンドネットワークを経由してパソコンの画面を見て講義を聴くことが可能となる。また受講生は、同様にCCDカメラとヘッドセットを利用して質問もできる。

 12月4日から東京コロニーが実施する受講期間2年間のIT技術者在宅要請講座で実運用を開始しており、2003年1月より下記短期IT講座も順次運用を開始する予定しているほか、2年間で計12コースを実施予定。

 従来から、東京コロニーが実施している重度身体障害者向けの教育は、ネット上で行われる学習連絡・報告のほかに、講師が受講生の自宅を訪問しての講義や、東京コロニーのセンターに受講生が一同に会して行う集合教育を行ってた。

 東京コロニーでは、新たにLotus Sametimeとブロードバンド・ネットワークを活用することで、障害者宅への訪問やセンターでの集合教育と同様の効果を得ることを目指し、さらにワークロードを一層効率化できるものと期待している。

 日本IBMと東京コロニーは今年7月に同プロジェクトの実施を決定し、Lotus Sametimeの導入/カストマイズなど関連するIT教育環境の構築と、講師と受講生との共同での実環境テストの実施、講師に対するLotus Sametimeを有効に活用するための研修の実施など、年内実運用に向けての準備を進めてきた。

 日本には約30万人の外出困難な1級の障害者がいるが、移動の困難さから就労に結びつけられるようなIT関連の研修を受講することが難しい状況にある。同プロジェクトでは、このような重度身体障害者向けのIT研修に、ブロードバンド・ネットワークやLotus Sametimeなどの最新の技術を活用することにより効果的な在宅研修を実施し、より多くの在宅重度身体障害者の就労に結びつくような支援を目指して行く。


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  • 所在地:東京都港区六本木3-2-12
  • 電話:03-3586-1111

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