三洋電機は、主婦層や高齢者層を中心に関心が高い「Lモード」に対応したファクシミリ「テ・ブ・ラ・コードるすFAX(SFX-LP60AS)」を発売した。
リアルタイムな情報提供を可能にしたLモード対応機で、価格はオープン価格。当初月産は3,000台としている。メールの自動受信&自動読み上げ機能やLモードコンテンツ対応音声読み上げ機能を搭載し、「FAX液晶表示機能」と「インクリボン節約機能」で印字コストを大幅カットした点が主な特徴。
2002年度のパーソナルファクシミリの市場は、約250万台(同社予測)の出荷が見込まれており、普及率も約40%と広がっている。また、インターネット利用者人口は2000年度で4,708万人に達していると推測され、今後はさらに普及が進むと予測されている。
中でも「Lモード」はパソコンが使えない人でも手軽に簡単に使えることから、主婦層や高齢者層を中心に関心が高く、大きな伸長が期待され、その構成比はファクシミリ出荷全体の約30%を超えるものと予測される。
メールの自動受信&自動読み上げ機能では、通常、Lモードにおけるメールの受信は、サーバーに到着したメールを手動で取り込む操作が必要だが、SFX-LP60ASはサーバーから受信メールを自動的に取り込み、そのメールの内容を音声で自動的に読み上げる事ができる。(受信メールを読み上げるためには、メール本文中に音声読み上げ文を指定形式で記述する必要がある)
この機能により、煩わしい操作が一切なく、受信メールをリアルタイムに聞き取ることが可能となり、従来の有線放送のような音声を使った情報提供(お知らせ内容)を、Lモードを利用して、広域で特定のユーザーのみに配信することが可能になる。また、外部スピーカー(市販品)を接続することで、本体から離れた場所でもメールの読み上げを聞くことができる。
Lモードコンテンツ対応音声読み上げ機能では、Lモードコンテンツ閲覧時も音声読み上げが可能で、コンテンツ作成時にブラウザの記述の中に、音声読み上げをさせたい文章をテキスト形式で記述すると、本体に内蔵された音声合成エンジンが、このテキストの文章を音声に自動変換する。
この機能により、ユーザーは表示画面だけではわかりにくい情報を音声を聞いて補完したり、ブラウザで表示されたコンテンツの操作に不慣れな人でも、銀行のATMのように音声によるガイダンスに従えば、簡単に操作できる。
Lモードのメインターゲットである家庭の主婦や高齢者の人でも、音声ガイダンスに従って操作するだけで、Lモードから銀行の振込みや残高照会、通販の申し込み、各種申請などが、簡単に行えるようになる。
また、同社従来機種より搭載し好評を得ている、印刷時に文字などの空白部分はインクリボンの巻き取りを少なくする、同社独自の「インクリボン節約機能」に加え、新たに、受信したFAXを親機の液晶画面に表示し、必要に応じて印刷をし、不要なものは印刷せずに消去できる「FAX液晶表示機能」の搭載により、気になる印字コストを大幅にカットできる。
親機の大型カラー液晶(3.8インチ256色表示)で「Lモード」のカラーコンテンツやカラー画像なども美しくリアルに表示することができ、見やすい角度に調節できるチルトディスプレイを採用している。
同社の普通紙ファクシミリ購入者の約20%は、感熱紙ファクシミリからの買い替えであることから、同機は購入者が置き場所に困らないよう、必要設置奥行き(トレイ付き)25.9センチの省スペースを実現した。
不特定話者対応「電話帳音声呼出」機能(親機)を搭載し、電話帳登録されている名前を電話口で呼び出すと、音声認識技術により、その声を認識し、電話をかける相手の名前と電話番号を液晶ディスプレイに表示する。操作が苦手な人や検索が面倒だという人、また急ぎの場合に便利な機能となっている。
また、「不特定話者対応」であることから、呼び出しをする「声」を事前に認識・登録させる必要もなく、だれの声でも電話帳登録した名前を呼びだすことができる。さらに、呼び出した名前を音声で読み上げ、電話をかけたり、FAXしたりできるので、間違い電話や間違いFAXを防止できて安心。
そのほかの機能としては、子機と子機で通話ができるトランシーバー方式の「子機間通話」(子機増設時)子機間の通話ができ、子機どうしの保留転送もできる機能ほか、フラッシュメモリを採用した高速3秒読み取りのコードレスハンドコピーも搭載した。
テ・ブ・ラ・コードるすFAX

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