シーホネンスは、より使用者の安全性を高めるため、ベッド柵(サイドレール)とベッド床(ボトム)が同調して可動する構造を業界で初めて採用した「生活支援ベッド、ケプロコア850シリーズ」を3月20日より発売する。
介護ベッドの市場は介護保険適用によるレンタル利用が主流だが、購入を希望する利用者も依然根強く存在しており、今回の新製品は「販売専用・生活支援ベッド」として、レンタル用の商品と一線を画し、38種類の豊富なバリエーションを揃え、より多くの人のニーズに応える仕様を実現した。
生活支援ベッド(在宅介護ベッド)は、上半身を適切な角度に起こしたり、膝関節を屈曲した状態に保持できる機能などを有する「身体能力が低下した初期段階(要支援)からの介助を目的としたベッド」のことを言う。
併せて使用するベッドサイドレールは、ベッドで療養する人の転落防止のための柵で、ベッドの両側に装着し、身体を保護するもの。
医療現場では、「病室内で患者が、電動ベッドのマットレスを背もたれとして上げた状態で、ベッドの片側に設置された2本のサイドレールのすき間に首を挟まれ窒息死した。」といった事故が大きな問題になっている。
そこで国内主要ベッドメーカー4社が参加し、2002年12月12日医療・介護ベッド安全普及協議会を発足した。同協議会は、医療・介護ベッドをより安全に使用できる環境構築を目的とし、ベッドを製造・販売する事業者間において連絡調整体制を確立し、より安全な製品の開発と適切な使用方法の周知・徹底を行うこととなっている。
電動ベッドは病院だけでなく、家庭でも使用され、療養される人の心身の状態や使い方により、思わぬ状況下で生命または身体に対して危害を与えるおそれがある。
介護保険施行以降、福祉用具を使用する機会が増える中で早急に安全性の確保を図る必要があり、生活支援ベッド開発のリーディング企業である同社には、安全機構の要望が多数寄せられていた。
同社では業界に先駆けて独自に社内の製品規格を作成し、安全を配慮した製品づくりを進め、新製品の開発となった。「ケプロコア850シリーズ」は安全性能のスタンダードとなる画期的な新製品と位置付けている。
主な特長は、ベッド本体の構造部(床板下部外周より20cm以内)をすべて25mm以上の間隔とし、手などを挟む心配をなくした安心構造。ベッド床高は、超低床の250mmを実現。ベッドからの転落時の衝撃を少なくし、転落事故の防止を図ることができる。
また、サイドレール(転落防止柵)を背ボトム、膝ボトムに装着する構造を採用。ベッドを作動させる際にサイドレールが同調することで身体を挟み込む危険を解消し、不測の事故ゼロを実現する安全構造を業界に先駆けて採用した。価格は288,000円〜380,000円。
ケプロコア850シリーズ852L

ケプロコア850シリーズ852P

ケプロコア850シリーズ852B

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