三洋電機は、電話・ファクシミリに後から増設でき、高齢者も対象としたコードレス骨伝導増設子機「聞きにくかった声が聞こえちゃう TEL-SKU2」を発売する。
同社では、だれもが聞きやすい電話機の開発をコンセプトに、「骨伝導電話機TEL-KU1」を昨年2月1日、「コードレス骨伝導電話機TEL-KU2・KU3」を昨年11月15日に発売した。
「骨伝導電話機」は、音声を振動に変え、頭蓋骨を通して聴覚器官に直接伝える骨伝導機能がついているもの。
骨伝導機能が話題を呼んでいることから、現在すでに同社ファクシミリやコードレス電話機を購入している利用者には買い替えてもらうことがなく、また、ファクシミリを購入したいけれども骨伝導受話器が欲しい利用者や、今は通常の電話機だけでいいけれど、2〜3年先には購入希望の利用者に対しても、安心して同社商品を利用してもらう為に、骨伝導コードレス電話機を増設できるよう開発・検証を進めてきた。
新製品は、今ある電話、ファクシミリに増設できることが特長のコードレス骨伝導子機で、2000年4月以降発売の同社製(一部除く)に増設できる。
通常、音を聞くときは、音を(空気の振動)鼓膜で受け取り、耳の中のいろいろな器官を経て聴覚神経から脳に伝わり、音として感知する。骨伝導は音の振動が直接頭蓋骨に伝わり、聴覚神経器官に入ったものを音として感じとる。
コードレス骨伝導子機の振動部を耳周辺や頭部などにあてると骨が振動して相手の声が伝わる。普通の電話機では聞こえづらいという高齢者や今後不安のある40〜50代の人などに最適。また、多くのユニバーサルデザイン思想を取り入れ、使いやすい製品となった。
よくかける相手の電話番号を1カ所まで「ホットライン」に登録し、ワンタッチで電話をかけることができる。また、病院などの番号を入力しておけばもしもの時も安心。親機を登録すれば、ワンタッチで呼び出し、簡単に内線通話ができる。
相手の声が聞こえにくいときは、話し中に「声の大きさ」ボタンで簡単に音量アップができ、声の大きさは8段階に切り替えできる。さらに、聞きとりやすい高さに調節できる声の高さボタンも搭載、人によって聞きとりやすい声の高さ(周波数)は違うが、話し中に「声の高さ」ボタンで、「高」「中」「低」の3段階に切り替えて調節することができる。
相手の声の高さを変えずに、速度だけを変換できる技術「ゆっくり通話」機能も搭載。話し中に「ゆっくりボタン」を押せば、相手の話す音声速度を約0.75倍に変換でき、聞きとりやすい快適な通話が実現できる。
通常、音声を伸長した場合、音の高さが下がる、会話のリズムがあわなくなる、自分の声が遅くなって戻ってくる、という問題があるが、「ゆっくり通話」機能では、以上の問題をすべて解消し、同じ音の高さで会話のリアルタイム性を保ったまま、クリアなゆっくり通話を実現した。
「聞きにくかった声が聞こえちゃう TEL-SKU2」

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