山陽ライフサービスは、ベル建築研究所と浅沼組の2社の協力を得て、シニア用マンションの建設提案ならびに建設参加者の募集を開始した。
システムは、有料老人ホームと同様の設備を持った集合住宅に、快適・安心・経済性を付加したシニア用マンションを“終の住処”として、入居を希望する人々が施主になって建設するというもの。
また、入居した際にはマンションの運営を委託して「日常生活における各種のサービス(介護サービスを含む)を受けることができる」というソフト面についても充実した特徴を持たせている。
外断熱工法の採用と床暖房等で、高齢者にとって身体的影響の大きい生活の場における寒暖の差を最小限に留める建物と設備に配慮。
免震構造と火を使わない電気設備。運営スタッフの24時間常駐とマンション内に診療所を開設する。
経済性を高める仕組みとして、建設に入居者自身が施主として参加することや、特別な工法・構造を採用することによって建物の耐久性が飛躍的に向上することで修繕費等をはじめとする建物にかかる維持費の減少を図る。さらに、深夜電力を利用した設備の効率的な運用で経済性が得られるように配慮していく。
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