ペンタックスは、デスクワークや家事など室内での使用に最適で、ゆれ、ゆがみが少ないシニア向け中近用眼鏡レンズ「ペンタックスPafina(パフィーナ)」を発売する。
一般の単焦点老眼鏡では、視界の奥行きが狭く手元しかよく見えないため、読書用など使用場面が限られていた。また一般の遠近両用累進レンズでは、手元から遠くまで見える設計となっているが、累進部が狭くなり中間距離ではやや使いにくい性質がある。
同製品は、室内での使用に最適な中近用累進レンズとして、累進部を広げることで、手元から5m位先の視野が広くなり、ゆがみが少なくなった中近用の累進レンズで、デスクワークや家事など、室内での使用に最適。
累進帯長は19oとし、一般的な中近用レンズと比べ5〜6o程度短く設定しているため、回旋角が小さく疲れが少なくなる。また、中間距離より遠くを見るような場合でも、視線を上げてレンズ上部で見ることができるため、使い勝手が良くなっている。
中近用の累進レンズとしては世界で初めて「内面累進面+内面非球面」を採用した新設計で、レンズ周辺部の“ゆれ“や“ゆがみ“を大幅に減少。
内面非球面設計には、ペンタックス独自の「網膜像評価設計」を採用。同設計法は、メガネを装用した状態でレンズを通して目に入射する光線が、眼の網膜上でどのように像を結ぶのかを評価し設計に反映させるというもの。レンズ周辺部のボケを極小に抑え、レンズの薄さと光学性能を両立させている。
ユーザーのレンズ度数データをもとに、レンズ毎にコンピューターで最適なレンズ設計を行い製造するテーラーメイド方式を導入。一人ひとりに最適な性能のレンズを提供できる体制とした。
累進帯長を短めにしたことでフレームの上下幅が30o以上あれば使用可能。天地の浅いフレームにも対応できるので、フレームの選択肢が広がる。カジュアルな小ぶりのフレームにも枠入れできるので、色々なファッションと合わせやすくなる。
左右で度数が違う場合にも、レンズの外面カーブを自動的に合わせたうえで最適な設計を行うので、外観を損なうことなく最適な性能を出すことができるよう配慮。
眼球の動きに関する「リスティングの法則」を考慮した設計により、乱視レンズの軸外収差を補正することで視野が広く、乱視が強い人でもシャープな視界が得られる。また、プリズム処方(斜位矯正のための処方)がある場合にも、収差を補正することで視野を広くし、視力低下を防いで見やすいレンズ性能にすることができる。
瞳孔に一致させるレンズ光学中心をレンズ外径の中心点(幾何学中心)からずらして設定することができるため、レンズ外径が小さくても大きなサイズのフレームに対応可能で、フレームサイズの選択の幅が広がる。レンズ切削後の廃棄物も少なくなり環境への負荷を低減させることも考えた。
眼に有害な400ナノメートルまでの紫外線をほぼ100%カット。UVカット剤はコーティングではなく素材に直接練り込んで、レンズは無色のまま。
レンズの表面反射を抑えるコーティング膜に「SAR99」コートを採用し、クリアな視界が得られるとともに、従来に比べ2倍以上キズに強くなっている。
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