厚生労働省は、全国の社会福祉施設等の数、在所者、従事者の状況等を把握した「2001年社会福祉施設等調査」の概況を公表した。
調査結果の、全国の社会福祉施設等の状況をみると、2001年10月1日現在における全国の社会福祉施設等の総数は79,140施設で、前年に比べ3,265施設(4.3%)増加している。
前年に比べ増加した施設は、「老人福祉施設」2,394施設(8.4%)、「知的障害者援護施設」362施設(12.1%)、「精神障害者社会復帰施設」336施設(64.5%)等となっている。
定員は2,876,317人で、前年に比べ50,288人(1.8%)増加している。前年に比べ増加した施設は、「老人福祉施設」23,643人(4.9%)、「保育所」13,426人(0.7%)、「知的障害者援護施設」6,983人(4.5%)等で、減少した施設は、「児童福祉施設」437人(0.5%)等となっている。
在所者数は2,754,691人で、前年に比べ75,977人(2.8%)増加。前年に比べ増加した施設は、「保育所」45,832人(2.4%)、「老人福祉施設」18,696人(4.5%)、「知的障害者援護施設」6,427人(4.3%)等となっている。
従事者数は1,068,281人で、従事者の多い施設は、「保育所」428,693人、「老人福祉施設」383,271人等となっている。
主な施設における専任の直接処遇職員(入所者に直接関わる介護職員(寮母)、生活指導員、保育士等の職員)について、従事者の多い職種を年齢階級別に構成割合をみると、養護老人ホーム(一般)の「介護職員(寮母)」は、「50〜59歳」で34.2%。身体障害者療護施設の「介護職員(寮母)」は、「29歳以下」で48.4%。保育所の「保育士」は、「29歳以下」で42.9%。児童養護施設の「保育士」、「児童指導員」は、「29歳以下」で54.3%、47.0%。知的障害者更生施設(入所)の「生活指導員」は、「29歳以下」で38.8%となっている。
主な施設における専任の直接処遇職員について、従事者の多い職種を勤続年数別に構成割合をみると、養護老人ホーム(一般)の「介護職員(寮母)」は、「5〜10年」で22.5%。身体障害者療護施設の「介護職員(寮母)」は、「1〜3年」で24.7%。保育所の「保育士」は、「20年以上」で22.6%。児童養護施設の「保育士」、「児童指導員」は、「1〜3年」で21.8%、21.3%。知的障害者更生施設(入所)の「生活指導員」は、「5〜10年」で21.1%となっている。
主な施設における専任の直接処遇職員について、従事者の多い職種を職歴(当該施設に勤務する直前)別に構成割合をみると、養護老人ホーム(一般)の「介護職員(寮母)」は、「就労経験あり」の中で「民間企業」が35.8%。身体障害者療護施設の「介護職員(寮母)」は、「就労経験あり」の中で「民間企業」が42.8%。保育所の「保育士」は、「就労経験なし(学生等)」が55.7%。児童養護施設の「保育士」、「児童指導員」は、「就労経験なし(学生等)」が58.8%、53.1%。知的障害者更生施設(入所)の「生活指導員」は、「就労経験あり」の中で「民間企業」が28.7%となっている。
保育所以外の児童福祉施設をみると、定員では「障害児施設」は45,745人で183人(0.4%)、「児童養護施設」は33,660人で143人(0.4%)、それぞれ前年に比べ減少している。在所児(者)数は、「児童養護施設」が29,610人で前年に比べ697人(2.4%)増加、「障害児施設」が38,315人で1,107人(2.8%)減少している。
老人ホームの定員は489,403人で、前年に比べ24,797人(5.3%)増加している。前年に比べ増加したのは「特別養護老人ホーム」が15,280人(5.1%)、「軽費老人ホーム(介護利用型(ケアハウス))」が5,532人(12.2%)等となっている。
在所者数は464,364人で、前年に比べ21,572人(4.9%)増加している。前年に比べ増加したのは「特別養護老人ホーム」が13,658人(4.6%)、「軽費老人ホーム(介護利用型(ケアハウス))」が5,522人(13.5%)等となっている。
障害児(者)関係施設の定員は273,048人で前年に比べ10,255人(3.9%)増加しており、「知的障害者援護施設」、「精神障害者社会復帰施設」が増加している。在所児(者)数の推移をみると、「知的障害者援護施設」、「精神障害者社会復帰施設」が増加している。
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