NPO法人日本聴導犬協会は、世界で初めて介助犬を生み出した天才訓練士ボニー・バーゲン博士を招き、4月29日に「少年院での更正プログラムと介助犬育成の取り組みの可能性」をテーマとした講演会、また、5月の連休を利用し5日間に及ぶ介助犬トレーニングの実践セミナーを行う。
バーゲン博士は、1985年に設立された世界76育成団体が加盟する国際アシスタンスドッグ協会(Assistance
Dogs International,Inc ADI)の初代会長で、世界最大の介助犬育成団体CCIの創設者、世界初の学位(短大レベル)のとれる介助犬の育成者を育てるAssistance
Dogs Instituteの学長として、世界中に後身を輩出している。
また、ADI加盟団体のうち10団体以上が、犯罪者の更生プログラムに協力しており、犯罪の増加が極めて高い米国では、州からの委託を得て、補助犬の育成に刑務所や少年院等の更生プログラムを組み入れ、高い成果を上げている団体が多数存在し世界各国から注目を集めており、今回の講演会のテーマとした。
いっぽう、日本での補助犬(盲導犬、聴導犬、介助犬)の状況をみると、国や自治体が管理する施設・住宅や、電車、バスなどの公共交通機関での、補助犬を連れた障害者の受け入れを義務づけた「身体障害者補助犬法」が施行されて5ヶ月で、盲導犬875頭(米国1万頭)、聴導犬15頭(米国4500頭)、介助犬21頭(米国4000頭)が実働しているといわれている。
今回のセミナーでは、ADIに加盟する介助犬育成団体のほとんどが、指導や影響を受けて来たといっても過言ではないバーゲン博士のアカデミカルな介助犬トレーニングの実践セミナーを催す。「トレーニングをできるかぎり実践してもらい、明日からの育成や訓練に活用してほしい」というバーゲン博士の強い希望により、愛犬と一緒に参加が可能となっている。
開催日時は、講演会が4月29日13:00〜18:30、費用3000円、定員150〜200名。セミナーは5月1日〜5日10:00〜16:00、費用3万円(各種資料付き)、定員30〜50名、共に会場は学校法人ヤマザキ学園(東京都渋谷区松涛2-16-5)となっている。
問合せ先:NPO法人日本聴導犬協会 担当:矢澤
|