コンビウェルネス株式会社は、介護保険対象商品の腰掛用便座「優福」を4月中旬から発売する。
「優福」は、これまでの家具調ポータブルトイレよりも多段階に調整ができるため、利用者の希望や介護状態、身体状況、体格などにきめ細かく対応することができ、より快適なフィッティングを追及している。
フィッティング(適合技術)とは、介護でも、重要視されているもので、介護プランなどのソフト面から、介護用品などのハード面にいたるまで、より介護される人の希望に合った環境を提供するという考え方。コンビ家具調トイレチェア「優福」は、この考え方に基づき開発された。
介護用品の中で、トイレはADL(Activities
of Daily Living)とQOL(Quality of Life)が求められる最も重要なアイテムと言われている。排泄は人間の尊厳にもかかわる行為であることから、常に目に入る所に置くポータブルトイレは、無機質なプラスチックではなく木製トイレであることが、不快感を与えず好まれている。どうしても歩いてトイレに行けなくなった時、すぐにおむつを使うことを考えずポータブルトイレを活用することで、寝たきりにならず自立を促す働きもある。
一般にポータブルトイレの年間市場流通数は30万台と言われ、その中で家具調のポータブルトイレは、4〜5万台程度と推測されている。在宅での身体介護の可能性が広がる中、周りの家具との違和感も無く、自分でできる家具調ポータブルトイレの需要は高く、かつ精神的にも身体的にも「快適に」という要素への要望が高まっている。
腰掛用便座「優福」

新製品では、より快適なフィッティングが考慮され、細やかな調節機能がついている。
「シェルカットライン&ソフト便座」として、座面の端が直線ではなく滑らかなラインになっていることで、脚を軽く開いて座りやすくなった。ソフトな便座で、着座時のショックをやわらげるほか、立つ、座るの動作を考慮し、足元に十分なスペースをとった。
「折りたたみ式シート」は、座面シートは持ち上げると2つ折りになり、背もたれの下に降ろせる。後ろから介助するのに便利で、背もたれシートの奥行き、肘掛けの高さ・段違い調整・長短サイズ、座面高が細かく調節できる。
折りたたみ式シート

価格は39,800円で、百貨店、介護専門店、ホームセンター、郊外型ドラッグストアの介護コーナー等で販売する。同社では、年間1万台の販売を予定している。
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