松下電工株式会社は、在宅介護の家族、福祉専門家向けのホームページ「介護知恵モール」で、住まいにおける「要介護者の危険と対策」を疑似体験できる新コンテンツを一般公開した。
同コンテンツは、健常な家族が“要介護者の日常生活の困難度合い”を早い段階で気付き、住環境改善の重要性を認識し、具体的住宅改修の実現により、要介護者の身体的自立をサポートすることを目的としたもの。
コンテンツ用ソフトは、松下電工独自のバーチャルリアリティ技術である「ヒューマノイドモデル(仮想人間表現技術)」を使用して開発した。同社によると、ヒューマノイドモデル技術を応用したWEBサイトとしては、商品説明を行う仮想のキャラクタや衣服の試着シミュレーションといった応用例があるが、住空間の使用性表現への応用は国内外でも例がない。
ソフトでは、家庭内事故の危険性を視覚的に理解してもらうために、脳血管障害による「片マヒ」の人の生活動作を例に、ほとんど知られることのなかった排泄や入浴など、日常生活での困難度合いをCGで再現し、「住宅改修」実施の意思決定者である家族に「住宅改修」の重要性を理解してもらい、早期段階での解決を促すことができる。
また、住宅改修が必要な対象者の性別・年令・身長・体重の身体属性を選択することで、より対象者に近い体格のCGモデルを設定し、「浴室・トイレ・廊下」の改修後の動作状況をCGアニメーションによって疑似体験できる。
そのほか、上下左右など多角的な視点から見た、改修後の「浴室・トイレ・廊下」の「動作・空間」を自由に変えられるので、「動作の改善度合い」や、リフォームによって付加された「手すり等の設置意図」を理解しやすい仕組みとなっている。
「住宅改修」を実施した動機について

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