特定非営利活動法人全国抑制廃止研究会は、「第5回全国抑制廃止研究大会」を7月3日(木)午後6:30〜8:00中野サンプラザ大ホールにて開催する。参加費は無料。
介護保険法の運営規定として実施された身体拘束禁止の基準は大きな成果をあげつつあるが、そのいっぽうで各地域や各施設ごと、あるいはまた施設内部でも職員間の意識に温度差が見られるとも言われている。
同研究大会では、「基準や取り組みの具体的な検討を行い、身体拘束禁止および高齢者ケア全般に対する従事者の認識を高い水準で統一させ、今後の抑制廃止運動の指針と展望を検討していくと同時に、市民・利用者の人々に状況と情報を公開し、共通認識の形成に努め、身体拘束廃止の鍵になるのは、利用者とケア従事者間の忌憚ない対話であることを訴えたい」としている。
今回の大会での第一部は、上川病院で音楽療法としての合奏活動をしている患者達による演奏会を上演予定。セラピーとしてだけではなく、生命の質という次元でのアプローチの必要性とそれに触発される高齢者の可能性について提言する。
第二部は当会代表による講演を行う。これまでの身体拘束廃止の取り組みの歴史を振り返るとともに、官民上げて進展しつつある運動を一時的なものに終わらせることなく、さらに安定した軌道に乗せ継続していくための方途について言及する。
第三部は、公募により参加してもらう利用者およびケア従事者から、経験に基づく身体拘束およびその廃止に関する意見や提言を伺い、利用者・従事者共通の身体拘束廃止にむけたコンセプトを形成する対話を行う。
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