日本IBMは、高齢者、視力が低下した人やパソコン初心者などが、容易にホームページを閲覧できるようにするソフトウェア「らくらくウェブ散策」の企業への販売を開始した。
昨今、インターネットやブロードバンドの普及と相まって、企業や自治体によるホームページを通じた情報提供が増大し、また利用者にとってもホームページが重要な情報源となっている。そのため、情報発信者となる自治体や企業にとっては、ホームページでのアクセシビリティー確保が大きな課題となり、だれもが容易にホームページにアクセスできるツールが求められている。同社では、このようなニーズに対応するために、今回らくらくウェブ散策の企業向け提供を開始した。
らくらくウェブ散策は、日本政府が推進しているe-Japan戦略の取り組み(電子政府や電子自治体など)を支援する、「デジタル・ディバイド解消」のためのツールとして、2002年に日本IBM東京基礎研究所アクセシビリティ・センターが開発したインターネット閲覧支援ソフトウェア。同ソフトウェアを採用したホームページ内では、パソコン初心者、高齢者、視力の低い人や目が疲れやすい人でも、対象サイトを快適に閲覧できるようになる。
「らくらくウェブ散策」は、Webページの読みたいところにマウスを動かすだけで、文字が別枠(文字拡大まど)に拡大され、合成音声で読み上げる。
閲覧している画面の文字サイズや、文字・背景の配色も変更でき、色弱や白内障の人でも読みやすいように、8つのパターンを用意している。
Webの操作や、文字・音声の設定、印刷など必要最低限の機能を、大きなボタンで分かり易く表示・配置している。
Webの閲覧者は、対象となるWebで、らくらくウェブ散策の起動リンクをクリックするだけで、利用することができる。
また、日本IBMでは、利用者ホームページのバリアフリー実現を支援するために、ウェブアクセシビリティーの診断、修正の提案などを行うコンサルティング・サービスも提供している。
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