ファイザー製薬は、同社からの資金と米国ファイザー財団からの助成金により「心とからだのヘルスケアに関する市民活動支援」を行う。同事業は、市民活動団体による「健やかな明日・健やかなコミュニティ」をつくることへの試みを支援するもの。
対象団体の条件は、非営利団体であること(法人格の種類や有無は問わない)、日本国内に活動拠点があること、原則として2年以上の活動実績があること、団体の目的や活動内容が、政治・宗教などに偏っていないことなど。
対象となる活動分野は「心とからだのヘルスケア」に関するもので、今年度は重要分野を設定している。「成長過程にある人たちの心身の発達を支援する活動」として、主に10代がかかえる問題を克服し、生きる喜びをもつことを助けるもの。「社会的な受け皿がないために保健・医療が受けられない人たちの心身のケアを支援する活動」として、外国人、路上生活者、PTSD(心的外傷後ストレス障害)の人たちなどを支援するもの。「障害をもつ人や療養にある人たちの充実した生き方を支援する活動」として、身体障害・知的障害・精神障害などの人たち、難病・長期疾病にある人たちの社会生活を豊かにするもの−−などがある。
対象事業は、社会性のあるものであれば、特に形態や内容を問わないが、選考にあたり重視する点として、独創的で試行性の強いもの、継続性が期待できるもの、公的機関から資金を得にくいもの、複数の団体で共同・協力して行うことによってより高い効果が得られるものとなっている。
助成金額は上限300万円で、今年度は総額3,000万円、15件程度を予定。助成期間は2004年1月1日から12月31日の1年間。今回の助成対象となった団体には、継続助成することもある。対象費目は、実施に必要な経費であれば、基本的には費目は問わないが、人件費は応募金額の30%以内、事務局経費は20%以内となる。
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