ユニベール財団は、「豊かで活力ある長寿社会の構築をめざして」を基本テーマに研究助成を行う。社会科学、人文科学、自然科学の諸分野の若い研究者や、福祉の分野で実務に携わっている人々の研究計画を対象に募集する。
「長寿社会における社会保障制度・政策、経済」「高齢者の心・健康・生活」「豊かな長寿社会の実現」の「3つの課題に関する国際的調査研究」と、「ユニベール財団の設立趣旨および目的の推進に貢献する研究」を助成の対象とする。
「長寿社会における社会保障制度・政策、経済」では、高齢者の経済生活を社会保障によってどのようにまかなうべきか、あるいは、年金制度、医療保険、介護保険等、国あるいは市町村が行う長寿社会対策のあり方についての研究に助成する。例としては、雇用・就業、年金制度、経済生活、医療保険、介護保険などがある。
「高齢者の心・健康・生活」では、高齢者の精神医学ならびに隣接諸科学領域の臨床研究、看護・介護に関する実践研究に助成する。例としては、精神、心理、看護、介護、医療、痴呆、精神障害、死、自殺、虐待などがある。
「豊かな長寿社会の実現」では、新世紀に「人」「自然」「まち」を愛する人たちを中心に、だれもが「安心して生きられる社会」をつくり守っていく市民活動と、かつての大家族や地域の助け合いの機能に替わる長寿社会の新しいコミュニティづくり・国際協力の関連領域の研究に助成する。例としては、居住環境・災害、教育、文化、生活、高齢者の社会参加、生きがい、コミュニティ世代間交流、市民活動、国際協力などがある。
助成期間は1年間。原則として1件当り100万円を限度とするが、助成額については研究の内容および規模により査定を行う。
助成金は、研究の遂行に必要な人件費、旅費、備品費、研究委託費、借料・損料、会議費、資料費、印刷費(研究成果の印刷費は含まない)、通信運搬費、消耗品費、そのほか経費(研究組織の運営に必要な一般管理費は含みまない)に使用するものとする。
申請資格は、大学、研究所、研究機関、教育機関等において研究教育活動に従事している人。大学院修士課程、または博士前期課程に在籍している人、ならびに修了した人、またはそれと同等以上の資格もしくは能力を有する人。ただし、大学院修士課程および博士前期課程に在籍の人の申請は、指導協力教員を必要とする。博士課程の人の申請は、その限りではない。
|