障害者向けソフトの開発・販売、音楽制作を手がけている風の杜工房は、2000年12月より販売している視覚障害者・高齢者向けキータイプ練習ソフト「キーぼうず」の2003年版を発売した。
「キーぼうず」は、コンピュータによる合成音は使用せず、耳にやさしい肉声による音声ガイドのみを採用しており、画面読み上げソフトも必要ない。
また、スピード競争にとらわれることなく着実な学習効果の向上を狙いとしており、ゆっくりと各コーナーを進み、独習で長文の入力までできるようになる。
全盲者だけでなく、弱視者、高齢者、幼児・児童、健常者と幅広いユーザの使用を前提に設計。学習効果の向上を狙った各種ゲームも取り入れ、気負うことなく練習に取り組むことができる。
キー入力のエラー状況や進行状況に応じて練習問題や応答性、進行のペース等、「キーぼうず」が状態を変えるように設計されていることから、使用者にとって、よりやさしいソフトウェアを志向している。
そのほか、パソコン内蔵の音楽用インタフェースMIDI(ミディ)を利用して楽器の演奏・録音が可能な音楽用キーボードソフトが付属している。
2003年版では、音声ガイドの追加、再編集を進めるいっぽう、全盲者に加えて弱視者、高齢者や健常者の操作性向上を図っている。
弱視者用に表示色や表示文字の見直し、白黒画像のコントラスト調整を実施。これまでの通常のマウスに加えて視覚障害者にも使用できるホイールマウスへの対応。表示の大きな音声ガイド付きのポップアップメニュー採用。子供に好まれる神経衰弱ゲームでは、トランプによる神経衰弱に加えて音のカードによるゲーム形式および対戦型の神経衰弱を追加。音声データの追加、再編集、ステレオ音声の増加などを行った。
販売価格は、個人向け通常価格4800円、個人向けインターネット注文価格4560円(5%割引)、大きな活字版ガイド600円、点字版ガイド2300円。団体向け価格8000円(大きな活字版ガイド付き)、団体向け3本パッケージ価格20000円(大きな活字版ガイド、点字版ガイド付き)、団体向け5本パッケージ価格30000円(大きな活字版ガイド、点字版ガイド付き)となっている。
キーぼうず

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