ダイナシティは、医療関連事業を行う子会社、株式会社メディカルブレインを通じ、新規事業として有料老人ホーム事業への参入、診療所付「主治医のいるマンション」の開発、マンション入居者向け24時間電話医療相談サービスの提供を決定した。
同社は、主要事業であるジュニアファミリー(単身・DINKS世帯)向けコンパクトマンション分譲事業との相乗効果が見込める周辺ビジネスについて、積極的な事業展開を図っている。その一環として、医療関連事業を行う子会社、メディカルブレインを通じて、自社ブランドマンション「スカーラ」シリーズの入居者向けに、健康管理および生活習慣病等の予防を目的とするサービスの提供を行う。
文京区本郷3丁目を第一弾として、メディカルブレインが運営主体となり、有料老人ホーム事業へ参入する。現在、文京区本郷3丁目の125室の開発を計画。居室は、基本的に同社の分譲マンションと同等の仕様とし、居住性の高さを追求するが、入居費用はリーズナブルな設定を目指す。
また、同社の分譲マンションを購入した人が、将来有料老人ホームへの入居を希望した場合、所有の物件をメディカルブレインが買い取ることで、入居費用に充当してもらうことも可能とする。
今後、1階部分に診療所(クリニック)を設置する「診療所付マンション」の開発を開始。設置する診療所の医師の公募等はメディカルブレインが担当し、開業資金等の調達については、同社が協力していく予定。第一号物件として、文京区根津2丁目所在の「メディカル・スカーラ根津」(2004年10月竣工予定、総戸数103戸)の建設工事に着工した。
そのほか、2003年9月1日より、「スカーラ」シリーズの既存物件および新規物件において、購入顧客に限定せず、賃貸契約者も含めた入居者に対し、フリーダイヤルで24時間利用可能な電話医療相談サービスの提供を開始する。費用は同社負担とし、入居者は、病気や健康についてのほか、介護、育児、心の健康などの電話相談が24時間利用可能となる。入居者には、利用者番号が記載された専用カードを発行し、同番号をコールセンターに通知することによりサービスを利用してもらうため、相談内容が第三者に知られることはない。
保健師・看護師をはじめ、栄養士・薬剤師などの実務経験豊かな専門スタッフが、相談される人の立場になって、問題の本質を的確に把握し、対応する。9時〜17時の間は、メディカルブレインの提携病院・クリニックが受付を行い、17時〜9時の間は、提携先である株式会社トータルヘルスコンサルティングが受付を行う。各科の第一線の100名をこえる専門医が専門スタッフを指導するとともに、緊急を要すると思われる場合には、直接話を聞き、入居者の最寄の契約医師への連絡・紹介などを行う予定。
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