JTB熟年海外旅行センターは、「旅彩彩 50歳からの海外旅行」の2003年度下期商品(10月〜2004年3月)を発売する。
2003年度下期は「旅彩彩 50歳からの海外旅行」とタイトルづけ、情報感度の高い団塊世代以上を対象に、ゆとりある旅・ロングステイの推進、旅による健康増進、知的好奇心を満たす旅を新たなコンセプトとして商品を強化する。
ゆっくりと旅することを目指し、すべてのコースで同じ都市、ホテルでの2連泊または3連泊を組み込んだ。最大募集人数は12〜26名様に限定。(コースにより異なる。従来は16〜26名)時間・空間両面でのゆとりある旅を実現する。
また、第二の人生として注目の高いロングステイを経験してもらうための「添乗員同行一都市滞在の旅」を新たに企画。参加者にとって第二の故郷づくりを楽しんでもらう新たなライフスタイルを提案する。
日本旅行業協会2001年調査によると、旅による心身の休息効果については科学的に証明されており、「旅彩彩 50歳からの海外旅行」では、「旅」が「健康」に果たす役割を大切に考え、無理をしないゆとりある旅の企画とともに、旅行中の健康管理に関するサービスを拡充していく。
従来より実施している、水分補給のためのミネラルウォーターや朝食をしっかりとってもらうためのアメリカンブレックファストの用意、「海外健康パスポート」の配布を継続するほか、今回より国際旅行医学会正会員の篠塚規医師監修の旅行用英文診断書「トラベルカルテ」を割引価格にて作成できるようにした。料金は、3ヶ月有効(短期)21,000円→17,850円、1年間有効(長期)31,500円→21,000円。
訪問する国をより深く理解したい、日頃興味のあることやカルチャーセンター、オープンカレッジで学んでいることと海外旅行を関連づけたいという知的好奇心旺盛な利用者のためのコースを企画。具体的には、パンフレットの全コース一覧上にテーマ性のある“目的志向の旅”の内容を明記。さらに特定コースでは、「オリジナル観光」や「プチカルチャー」など、旅彩彩ならではの観光・体験を用意した。
「オリジナル観光」では、通常の市内観光に加え、普段はグループ旅行で訪れることの少ない観光個所を見学でき、「プチカルチャー」では、現地でのセミナー聴講、カルチャー体験が可能なコースとなっている。
JTB熟年海外旅行センターは1980年に年金受給者の人を対象とした「年金旅行」の取扱い専門支店として誕生。以来、熟年世代の利用者のニーズに応える企画、サービスを具現化したパッケージツアーを独自に発表し続けている。新商品の販売目標は年間11,200人(前年比191.0%)。上期4,200人(前年比94.7%)/下期7,000人(前年比490.0%)。
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