アマノ株式会社は、介助者の腰痛を予防・軽減し、介助される人をベッドから車いす等へ安全に移乗させることのできる簡易型の移乗介助具「トランスファーディスクこまわり3(さん)」を開発、発売した。
新製品は、ベッドから車いす等へ自力で移ることができない人、あるいは身体の向きを変えることが困難な人を介助する際、介助者の負担を軽減し、介助される本人も安全で無理のない移乗ができる簡易移乗介助具。厚生労働大臣が定める福祉用具貸与に係る福祉用具「移動リフト」の種目に属する。
移乗・移動のための介助用品はスライディング・シート、スライデイング・ボード、ターンテーブルなどの補助具が市販されているが、新製品は、介助者を抱えあげないで、介助される人の上半身を支持するクッション(体幹支持部)に乗せて、テコの原理で引き上げ、回転盤(ベース部がターンテーブルになっている)を回転させることにより、ベッドから車いす、ベッドから簡易トイレ、車いすからベッドなど簡単に移乗させることができるというもの。
介護では、介助される人を抱え上げて移動・移乗させることが常識となっており、このため多くの介助従事者にとって、腰痛は今や職業病となっている。新製品は専門家の意見を取り入れ、約1年半を掛けて、旧「簡易移乗機こまわりさん」に改良を重ねた。
アマノは1997年(1997年)に「保健特器商品事業部」を新設し、介護福祉分野に進出。主に福祉先進国北欧各国から「移動・移乗に関する介助補助具」等を輸入し・販売している。今回の「こまわり3」は、輸入品でなくアマノが最初に日本で開発したもの。価格は139,000円
こまわり3

「こまわり3」を使用したベッド→車いすへの移乗

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