東洋通信機株式会社は、一般用券売機では業界で初めてユニバーサルデザインを採り入れた、自動券売機「BT-V」シリーズを発売。設置目的に合わせて、機能、価格を選べる3モデル「BT-V210、BT-V211、BT-V212」を用意した。
2004年7月に発行される新紙幣にも対応しており、紙幣の改刷による自動券売機の買い替え需要に際し、「BT-V」シリーズを利用者へアピールしていく。「BT-V」シリーズは、日本自動販売機工業会が提唱するユニバーサルデザインのガイドラインに則っており、近年外食産業への来店機会が増えているお年寄りや子供などだれにでも使いやすいことをコンセプトとして開発した。
同社新開発の「硬貨ユニット」により、従来機では硬貨容量、コスト、外形寸法で実現できなかった硬貨投入口の高さを、上部から中央部に配置することが可能になった。これにより、金融、駅務機器等の高級機と同様操作部分を中央部に集中し、ストレスを感じさせない操作性を実現することができた。
紙幣最大20枚一括投入を可能にし、釣り紙幣を投入口の真下に出し(BT-V212)、さらに釣り紙幣の取り忘れ防止のため大型フリッカーランプを取り付けた。また、硬貨投入口の幅を広げ、最大3枚の硬貨を一括投入できるようにした。(全機種)
「発売中/中止」や「つり銭切れ」等のガイダンス表示部は、従来機のモノクロタイプから見やすいカラー液晶ディスプレイにグレードアップ。さらに利用者へのサービス向上に貢献する。また、店員向けの操作案内表示機能も充実させ、オーナーの安心感にも配慮した。
最大64口座、フリーレイアウトの通常ボタンの他に、通常の4倍の面積を持つ超大型「POPボタン」(オプション)を装着可能。利用者の視認性を格段に向上させると共に、大きな見やすい絵や文字でお勧めメニューのアピールと販売増にも貢献する。
同社従来機に比べて、設置面積を約15%削減したコンパクト設計(W650×H1600×D300)とし、店内スペースの有効利用ができる。さらに「BT-V」シリーズは、券売機の扉を開けずに各種設定、売上集計、回収作業が行えるリモコンや、ASPに対応可能なネットワーク対応機能、防犯ブザー、操作ログ収集機能を標準装備。金銭部の別鍵化による現金管理者の明確化等、利便性、拡張性、セキュリティへの配慮により、店舗運営の様々なシーンでの現金管理、情報管理端末として利用できる。
「BT-V」シリーズは様々な機能向上を行ったが、従来機同様の価格で提供する。また、新紙幣に対応していることから、実質的には新紙幣対応が必要な従来機よりも割安になる。販売目標は累計50億円。
BT-V212

操作部分

|