アイシン精機株式会社は、軽量、コンパクトで、これまでの約2倍の走行距離を実現した新型簡易電動車いす「TAO-LightII(タオライトツー)」を開発し、在宅向けのレンタルや介護施設向けに販売を開始した。
今回販売する「TAO-LightII」は、「走行距離」「軽量化」「コンパクト性」「静粛性」において、従来の簡易電動車いすを上回る性能を持ち、利用者の使い勝手を考慮した車いすとなっている。
簡易電動車いすとして、最長の走行距離20qを実現。従来の簡易電動車いすの約2倍の走行が可能となった。活動範囲が広がることで、アクティブな生活をサポートし、走行時にバッテリー切れをおこす不安感を払拭する。いっぽう、静かな事務所レベルの静粛性(走行時51dB)を実現、屋内での使用も気兼ねなくできる。
重量面では、簡易電動車いすとして、トップクラスの軽量19.8sを実現。介助する人が、車両へ楽に積込むことができる。また、車両への積込み、収納などがしやすいコンパクト設計を採用し、手動車いす並の折りたたみ幅36pを実現した。
使い勝手を考慮したフレームを独自開発しており、コントローラステイ位置調整、アームレスト高さ調整、フットレスト高さ調整など、利用する人の体型に合わせて調整が可能。
座り込み、立ち上がりのしやすさを考慮したフレーム形状。アームレストは取り外し可能なので、移乗する際に邪魔にならない。折りたたみが可能な転倒防止カバーも装着した。
ユニバーサルデザインを考慮した装備として、片マヒの人でも、操作可能なクラッチ連動ユニットをオプション設定した。
販売目標は初年度500台、2004年度年間1,200台。価格は標準仕様370,000円、クラッチ連動ユニット装着車380,000円。
同社では、「さりげなく、しっかりと、これからの暮らしを支えたい」をコンセプトに、「KeepAble(キープエイブル)」(“Keep(維持する)、Able(自立)“)事業を展開している。また、介護保険施行(2000年4月)を契機に、介護福祉分野で「介護労力の軽減と自立支援による生活の質の向上」の発想のもと、「寝る・起きる・移乗する・くつろぐ・移動する」等の生活シーンをシステムとして支援する商品開発に取り組み、これまで軽量電動車いす「TAOLight」(1999年9月)、介護ベッド「BELLGRAND」(2000年3月)、リクライニングチェア「BELLCHAIR」(2001年9月)などを販売してきた。
新型簡易電動車いす「TAO-LightII(タオライトツー)」

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