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障害者の手による疾患啓発ビデオ「星になったおじいちゃん」を完成
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| −NPO法人日本呼吸器障害者情報センターと日本ベーリンガーインゲルハイム、ファイザー− |
2003/12/12(Fri.)
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NPO法人日本呼吸器障害者情報センターと、日本ベーリンガーインゲルハイム、ファイザー株式会社は、広く一般に呼吸器障害者の実態を啓発することを目的に、ビデオ「星になったおじいちゃん」(約20分)を制作した。
ビデオは、一人のCOPDによる呼吸器障害者の日々をドキュメンタリータッチで追いながら、家族との絆、医療とのかかわり、社会生活を営む上での苦悩といった、その患者自身の生き様を浮き彫りにしていく内容となっている。日本呼吸器障害者情報センターに寄せられた体験談や投書による声をビデオにまとめあげた。監督は斉藤裕人氏、出演は劇団青年座、劇団文化座、主役には森塚敏氏を起用している。
COPDは、気管支の炎症や肺の弾性の低下による慢性の気流制限(肺への空気の流れが慢性的に悪くなる状態)により呼吸困難を引き起こす呼吸器系疾患で、一般的には40歳を過ぎた頃に発症する。労作時(身体を動かしたとき)の息切れ(呼吸困難)、咳、喘鳴、および痰の増加を特徴とし、放置すれば患者の呼吸機能は徐々に、確実に低下していく。患者は主に息切れ(呼吸困難)によって、階段を上ること、シャワーを浴びること、また、料理をすることなど日常の生活が困難になる。こうした重大な支障を来した悲惨な状態の患者が社会的に孤立し、さらには抑うつ状態を経験することも珍しくない。
ビデオの完成にあたって、ビデオ制作のゼネラルプロデューサーを務めた遠山雄二氏(日本呼吸器障害者情報センター副理事長)は、自身が実際に呼吸器に障害を持ち、在宅酸素療法のために常に経鼻カニューラを身に付けなければならない立場を踏まえ、「多くの呼吸器障害者が、カニューラを付けて外出することに大きな抵抗を感じている。例えば孫の運動会へも、他人の目を気にして行きにくいと感じているなどの話も耳にする。私自身の経験や、多くの患者の仲間から寄せられた声に奮い立たされ、この呼吸器障害の実態を多くの人に理解してもらいたいと強く思い、ビデオを制作した。」とコメントした。
遠山氏はさらに、「呼吸器障害の原因の多くを占めるCOPDは、喫煙によって引き起こされる生活習慣病。特に、これから長い将来のある若い人たちには、なるべく喫煙をしないでいてほしい。また、これまで喫煙してきた人にも、その習慣を改めてもらうと同時に、自分の肺機能がどういう状況にあるのかについて、早めに検査することをすすめたい」と、喫煙の健康被害に警鐘を鳴らした。
ビデオは主に日本呼吸器障害者情報センター会員の手を通じ、教育機関や医療機関に紹介、要望に応じて提供される予定。制作本数は約1,000本。
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日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社概要
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