厚生労働省は、政府管掌健康保険、組合管掌健康保険、国民健康保険における医療の給付の受給者にかかる診療行為の内容、傷病の状況、薬剤の使用状況および調剤行為の内容等を調査した「2002年社会医療診療行為別調査の概況」を公表した。
医科診療での診療行為の状況をみると、入院では1件あたり点数は3万3554.6点で対前年比2.5%減、1日あたり点数は2097.2点で1.6%増、1件あたり日数は16.00日で0.67日減となっている。入院外では1件あたり点数は1266.2点で4.5%減、1日あたり点数は629.5点で0.7%減、1件あたり日数は、2.01日で0.08日減となっている。
一般医療と老人医療別にみた診療行為の状況をみると、入院における1件当たり点数は、一般医療30,666.4点、老人医療36,729.3点となっている。
1日当たり点数は、一般医療2,217.9点、老人医療1,997.5点で、年齢階級別にみると、「0〜14歳」2,991.4点が最も高く、次いで「70〜79歳」2,220.0点となっており、「80歳以上」1,773.7点が最も低くなっている。
診療行為別の構成割合をみると、老人医療は、一般医療と比べ「入院」「処置」の割合が多く、「手術」「検査」の割合は少なくなっている。1件当たり日数は、一般医療13.83日、老人医療18.39日となっている。
また、入院外における1件当たり点数は、一般医療1,099.2点、老人医療1,671.6点となっている。1日当たり点数は、一般医療602.4点、老人医療678.1点で、年齢階級別にみると、「70〜79歳」679.9点が最も高く、次いで「80歳以上」674.3点となっており、「0〜14歳」477.6点が最も低くなっている。
診療行為別の構成割合をみると、老人医療は、一般医療と比べ「指導管理等」「在宅医療」の割合が多く、「初診・再診」「検査」の割合は少なくなっている。1件当たり日数は、一般医療1.82日、老人医療2.47日となっている。
歯科診療での、一般医療と老人医療別にみた診療行為の状況をみると、1件当たり点数は、一般医療1,293.8点、老人医療1,947.4点となっている。
1日当たり点数は、一般医療567.6点、老人医療729.7点で、年齢階級別にみると、「80歳以上」764.9点が最も高く、次いで「70〜79歳」719.0点となっており、「0〜14歳」426.0点が最も低くなっている。
診療行為別の構成割合をみると、老人医療は、一般医療と比べて「歯冠修復および欠損補綴」の割合が多く、「処置」「検査」の割合が少なくなっている。1件当たり日数は、一般医療2.28日、老人医療2.67日となっている。
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