松下電工株式会社は、業務用で使用されているタイプの家庭版として、腕を入れてスイッチボタンを押すだけで自動的にカフが腕に巻きついて自動測定する、上腕血圧計「アームドック」を発売した。
社内基準で認定される「ユニバーサルデザイン認定商品」で、初めてでも簡単に血圧が測定でき、大きくて見やすい業界初のオレンジ液晶表示を採用した高齢者にも使いやすい設計の製品。
血圧計の市場は年間約120万台で、毎年徐々に増加傾向にある。普及率も30%半ばで、確実に家庭に定着する傾向にある。また、60才以上の血圧が気になる世帯数も毎年増加傾向にあり、今後さらに市場の拡大が予測される。
その中で血圧計に対する欲求は高く、「正確」「簡単」というのが2大欲求で、「簡単」の欲求が高くなっている。特に上腕部で測定する場合、袖をまくりあげた上でカフを片手で巻くという動作が必要となり、定期的な測定が必要な高齢者にとっては、かなり面倒な操作になっている。また、カフの巻き方により精度も違ってくるので、重要なポイントになっている。
新製品は、これらの不満を解消するため、腕を入れてボタンを押すだけで自動的にカフが腕に巻きついて測るという構造をとっていることにより、高齢者でもカフの巻き方にバラツキが少なく、安定して測れるほか、本体の角度が15〜40度の範囲で自在に動き、使う人に合せた無理のない姿勢で測定できる。
また、「デジタルセンサー」を搭載しており、血液の流れの中から血圧測定に重要な脈波のみを抽出し、増幅させて正確な測定値を算出する。余分に加圧することもなく、素早く測定できる。
液晶のなかでも視認性に優れた「オレンジ液晶」は、大きく見やすい表示板(タテ:70mm×ヨコ45mm)と文字(タテ:20mm)で、測定値をはっきり表示。業界最大のスタートボタン(直径約45mm)を採用するなど操作性にも配慮した。
WHO(世界保健機構)の基準に基づき、血圧領域を3色のランプで知らせる血圧サインを搭載。ランプを目安に血圧判断ができる。また、ユーザーボタン(1・2)を決めておけば、2人分それぞれの測定データを90回分(1日3回×30日)記憶でき、夫婦の血圧管理が1台でできるなどデータ機能も搭載した。価格は17,500円。月間販売目標は3,000台。
アームドック

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