株式会社ジャパンケアサービスは、東京都世田谷区のモデル事業「ナイトケアパトロール(随時対応型訪問介護サービス)」を受託した。
同事業のスキームは、まず、利用者が介護サービスが欲しい時に、胸にぶら下げているペンダントのボタンを押すことにより本社内に設置している受信センターのコンピュータが作動し、ボタンを押した利用者のデータが画面に表示される。次に、受信センターのオペレーションの専門職が利用者と会話を行いヘルパーと看護士を出動させるべきか否かを判断し出動した場合は速やかに利用者宅に駆けつけ必要なサービスを提供するというもの。
近年、介護が必要な高齢者は施設入所により、住み慣れた在宅での生活を望む人が増えているが、その願いを実現するには従来のサービスである「定時サービス」だけで支えるのは困難。ナイトケアパトロール事業は、在宅での生活を望めばどんな重度の人であっても自立して生活をおくることができるように、施設にいるような「随時サービス」を自宅で受けることができるように開発した。
同サービスを利用し、さらに、定時提供の介護サービスと併用することで、緊急時の対応等、「24時間365日」在宅で施設入所並の安心したサービスを受けることができる。また、在宅での介護に不安を抱く要介護高齢者が、安心して在宅での生活が継続でき、在宅サービスの拡大により自立した地域での生活が可能となる点が特徴。
事業は、厚生労働省の未来志向プロジェクト「在宅24時間安心提供体制システムの調査研究事業(随時対応型訪問介護サービス)」として採択され、東京都世田谷区でのモデル事業として行なうもの。今回、東京都世田谷区北沢地区に居住する、「ひとり暮らし」あるいは「高齢者のみ」の世帯を中心とした、要介護度3,4,5の要介護高齢者(約50名)を対象に事業を実施し、事業の効果を検証する。さらに、自身で要求を訴えることができない「痴呆性高齢者」や「寝たきり高齢者」も対象とした発展型システムの調査研究もあわせて行なう予定。
システムの概要

発展型システムの概要

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