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療養病床等を有する病院が前年比7.1%増加、一般診療所は4.1%増加

−厚生労働省、「2002年医療施設(静態・動態)調査・病院報告」−

2004/01/28(Wed.)

大人の青汁
 厚生労働省は、「2002年医療施設(静態・動態)調査・病院報告」の概況を公表した。医療施設調査の静態調査の対象は、調査時点で開設しているすべての医療施設で、動態調査は、開設・廃止等のあった医療施設。医療施設には、往診のみの診療所、沖縄県における介輔診療所を含むが、助産所、老人保健施設、保健所は除く。いっぽう、病院報告では、全国の病院、療養病床を有する診療所を対象とした。

 2002年10月1日現在における全国の医療施設総数は、171,181施設で、そのうち「休止・1年以上休診中」の施設を除いた活動中の施設は169,079施設(医療施設総数の98.8%)で、「活動中の施設」について取りまとめた。

 施設の種類別にみた施設数をみると、病院は9,187施設で、前年に比べ52施設(0.6%)減少している。施設数の年次推移をみると、1990年(10,096施設)をピークにその後減少しており、1992年からは1万施設を割っている。「療養病床等を有する病院」は、3,723施設で、病院の40.5%となっている。一般診療所は94,819施設で、前年に比べ800施設(0.9%)増加しており、1988年以降増加を続けている。その中で有床一般診療所の割合は17.1%で、年々減少するいっぽう、無床一般診療所の割合が増加している。また、「療養病床を有する一般診療所」の割合は増加している。歯科診療所は65,073施設で、前年に比べ776施設(1.2%)増加しており、調査開始以来増加を続けている。

 病床の種類別にみた病床数をみると、病院の病床数は1,642,593床で、1992年(1,686,696床)をピークに年々減少しており、前年に比べ4,204床(0.3%)減少となった、。病床の種類別にみると、「そのほかの病床等」は1,267,215床で、1992年(1,273,859床)をピークに減少していたが、1999年から増加に転じ、2002年は前年に比べ683床(0.1%)増加している。「精神病床」は355,966床で、前年に比べ1,419床(0.4%)減少している。調査開始以来、1994年(362,847床)までは増加していたが、1995年から年々減少している。病院の1施設当たり病床数は178.8床で、前年に比べ0.6床増加している。一般診療所の病床数は196,596床で、前年に比べ12,948床(6.2%)減少している。1980年(287,835床)をピークに減少傾向だが、「療養病床」は24,880床で、前年に比べ1,196床(5.1%)増加している。

 開設者別にみた施設数をみると、施設数を開設者別にみると病院は、「医療法人」が5,533施設(病院数の60.2%)と最も多く、次いで「公的医療機関」が1,377施設(同15.0%)。「医療法人」は増加傾向にあり、「個人」は減少傾向にある。一般診療所は、「個人」が52,326施設(一般診療所数の55.2%)と最も多いが、「医療法人」は増加傾向であるのに対し、「個人」は減少傾向にある。歯科診療所は、「個人」が56,934施設(歯科診療所数の87.5%)と最も多く、「個人」が増加傾向にある。開設者の変更状況をみると、病院はこの1年間に4施設が「医療法人」から「個人」へ変更し、92施設が「個人」から「医療法人」に変更している。同じく一般診療所は、61施設が「医療法人」から「個人」へ、1,499施設が「個人」から「医療法人」に変更している。歯科診療所は573施設が「医療法人」から「個人」へ、394施設が「個人」から「医療法人」に変更している。

 開設者別にみた病床数をみると、病床数を開設者別にみると、病院の病床数は「医療法人」が811,961床(病院病床数の49.4%)と最も多く、一般診療所の病床数は「医療法人」が98,166床(一般診療所病床数の49.9%)と最も多い。

 病床の規模別にみた施設数をみると、施設数を病床規模別にみると、病院は「50〜99床」が2,399施設(病院数の26.1%)で、病院全体の四分の一を占めている。

 病床規模の変更状況をみると、この1年間に病床規模の変更をした病院864施設のうち296施設が病床を増加、568施設が病床を減少している。病床規模の変更をした一般診療所1,950施設のうち423施設が病床を増加、1,527施設が病床を減少している。

 都道府県別にみた病院の人口10万対病床数をみると、「そのほかの病床等」の人口10万対病床数は全国で994.4床で、前年に比べ0.6床減少している。「精神病床」の人口10万対病床数は、全国で279.3床で、前年に比べ1.5床減少している。都道府県別にみると、「そのほかの病床等」では高知県(1,932.5床)が最も多く、次いで北海道(1,476.2床)、熊本県(1,449.4床)で、埼玉県(691.0床)、神奈川県(701.9床)、千葉県(708.0床)などが少ない。「精神病床」では鹿児島県(568.4床)が最も多く、次いで長崎県(554.1床)、宮崎県(536.2床)で、神奈川県(166.3床)、滋賀県(170.3床)、埼玉県(179.8床)などが少ない。

 診療科目別にみた施設数をみると、一般病院は、「循環器科」(147施設増)、「リハビリテーション科」(122施設増)、「神経内科」(90施設増)などが前年に比べ増加し、「神経科」(80施設減)、「小児科」(74施設減)、「外科」(71施設減)などが減少している。一般診療所は、「内科」(1,706施設増)、「アレルギー科」(1,412施設増)、「リハビリテーション科」(1,393施設増)などが増加し、「小児科」(926施設減)、「放射線科」(529施設減)、「産婦人科」(218施設減)などが減少している。

 療養病床等の施設数・病床数をみると、「療養病床等を有する病院」は3,723施設で、前年に比べ247施設(7.1%)増加し、「療養病床を有する一般診療所」は2,675施設で、前年に比べ104施設(4.1%)増加している。「療養病床等の病床数」は325,731床で、前年に比べ29,830床(10.1%)の増加となっている。「65歳以上人口10万対療養病床等」の病床数は全国で1,378.6床で、前年に比べ84.7床(6.6%)増加している。

 都道府県別にみた65歳以上人口10万対療養病床等の病床数をみると、65歳以上人口10万対療養病床等の病床数を都道府県別にみると高知県(3,865.3床)が最も多く、次いで、熊本県(2,878.1床)、山口県(2,822.1床)で、山形県(587.9床)、宮城県(690.1床)、長野県(699.4床)などが少ない。2001年と比較すると佐賀県(308.9床増)が最も増加しており、次いで大阪府(235.8床増)、埼玉県(207.6床増)などが増加している。また、愛媛県(35.0床減)、香川県(28.1床減)、岩手県(26.4床減)などが減少している。

 療養病床等の患者数をみると、病院の「療養病床等」の1日平均在院患者数は276,627人で前年に比べ20,422人増加している。また、平均在院日数は、179.1日で前年に比べ4.6日短くなっている。診療所の「療養病床」の1日平均在院患者数は19,564人で、平均在院日数は97.3日。


厚生労働省概要
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2001/03/14
介護保険施行前の患者状況(後編)−1999年患者調査−

2001/03/13
介護保険施行前の患者状況(前編)−1999年患者調査−




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