三井ホーム株式会社は、多摩美術大学との共同プロジェクト、「高齢者の暮らしと生活空間の提案」を実施、3月8日・9日に千代田区霞が関の東京倶楽部ビル1階「三井不動産ケアデザインプラザ」(東京都千代田区霞が関3-2-6東京倶楽部ビル1階)にて、学外展示会を実施する。
同プロジェクトは同大学環境デザイン学科の3年生(11人5グループ)の課題テーマとして、2003年10月下旬から約2ヵ月間、体験学習、生活調査を織り込み実施したもので、同大学との高齢者の住環境をテーマとした共同プロジェクトは5回目となる。「既成概念にとらわれず、新たな発想により、高齢者の新しい暮らしと住まいの提案を行う」ことに重点を置き、高齢者の楽しみを生かし、快適で生きがいの生まれる生活空間を提案する住居の模型を製作した。
高齢者の住環境を考えるうえで設定した具体的な3課題を5グループ(1グループ2〜3名)で分担し、住まいと空間のコンセプト立案と模型製作を行った。課題1「高齢者夫婦だけの家(3グループ)」では、趣味や経験を生かして、いつまでも楽しく活動的な生活が送れる住宅、自然や地域とのふれあいが生まれる住宅を提案した。課題2「高齢者を含む大家族の家(1グループ)」では、親世帯、子世帯が互いを尊重し、さまざまな暮らしの知恵や伝統が自然に伝わる住宅を提案した。課題3「高齢者の集合住宅(1グループ)」では、高齢者が暮らす地域に、ふれあいや生きがいをもって暮らせる集合住宅を提案した。
課題1「高齢者夫婦だけの家」−−「おばあちゃん文庫」
自分たちの体験を若い世代に伝えることは、楽しみや生活の張りになると考える。それによって子どもたちや地域の人と接する機会を創出する「場」として、文庫のある住宅を提案。
「おばあちゃん文庫」

課題1「高齢者夫婦だけの家」−−「趣味の家」
夫婦それぞれの趣味活動を充実できるスペースと共通の趣味スペースを提案。妻はちぎり絵、夫は盆栽をそれぞれ趣味とし、また、庭づくりを共通の趣味として仮定。
課題1「高齢者夫婦だけの家」−−「縁のある家」
住み慣れたまちに暮らすことは、快適で安心な暮らしの重要な要素で、人々の助け合いによって可能になる。地域の人とのつながりが続けられる「縁」と呼ぶ空間を提案。
課題2「高齢者を含む大家族の家」−−「大家族の家」
「庭」をふれあいの場として、3世代が笑顔で暮らすことができ、文化や知恵が次の世代へ自然に伝承されたり、祖父母の生活に張りが生まれる家を目指した。
「高齢者の集合住宅」−−「実のなる集合住宅」
地域や自然とのふれあいが生きがいと活力を生むと考え、実のなる植物を通して、四季の変化を感じながら、地域や隣人とのコミュニケーションが生まれる集合住宅を提案。
「実のなる集合住宅」

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