訪問ボランティアナースの会キャンナスと有限会社ナースケアーは、4月11日(日)10時〜17時に藤沢市民会館(神奈川県藤沢市鵠沼東8-1)にて「第5回湘南在宅ケアセミナー」を開催する。
昨年8月に同じ「食」のテーマでセミナーを行ったところ、参加者は800名を越え、関心の高さが示された。今回のセミナーは「もう一度自分の口で食べたい!!胃瘻があっても食べられる!?」をテーマとし、「寝たきりになっても、痴呆になっても、好きなものを自分の口からおいしく食べたい、食べさせるにはどうすれば良いか」などについて、講演とパネルディスカッションを交えて探っていく。
講演は、医学博士の小川滋彦氏による「PEGを味方にして生きる 胃瘻をしている人々への応援歌」、歯科医師の五島朋幸氏による「生きること、食べること 地域で支える口腔ケア」、看護師の小山珠美氏による「患者と共に食べる喜びを知った! こだわりの看護を展開して」などを予定。
パネルディスカッションでは、「食べられるための工夫食べる意欲を起こさせる工夫」について、現役介護家族でフリーライターの小山朝子氏、管理栄養士の江頭文江氏が加わり討論を行う。参加費はセミナーが1,000円。17時30分からの懇親会は4,000円。
訪問ボランティアナースの会キャンナスは、看護師資格を持ちながら退職後仕事に就いていない潜在看護師の力を高齢者の在宅介護に活かすことを目的に、代表を勤める菅原由美氏が1997年に発足。「看護や介護で疲れている人に休める時間を持たせてあげたい」をキャンナスの原点、テーマとし、送迎サービス、外出・外泊援助、家事・介護のサービスを行っている。
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