中外製薬株式会社は、1985年に会社創立60周年事業の一つとして、「在宅福祉移送サービスカー」を、全国各地の高齢者施設やシルバーサービスを提供する福祉団体に寄贈した。
今年は、この社会貢献事業の20年目にあたり、今回の5台を含めて過去累計106台の「在宅福祉移送サービスカー」を全都道府県に寄贈してきたことになる。寄贈先の選定に関しては、全国社会福祉協議会、中央共同募金会などの指導のもと決定された。
高齢化社会に対応するため、全国各地で各機関、団体、施設等によって各種在宅福祉サービスが実施されているが、効率的に運営されるためには、家庭とサービス機関を結ぶ移送サービスカーが不可欠。中外製薬では、この福祉活動支援の一つとして今後も「在宅福祉移送サービスカー」の寄贈を継続的に行なっていくことが、社会的貢献の一つの形だとしている。
同社が寄贈している車輌はワゴンタイプで、前席に3名(ドライバー含む)、後部に車いすのままで3名が乗車でき、車いすの昇降もリフトにより簡単に行える。他に介護者席として固定式2席とはね上げ式1席が付いており、乗車定員は8名(はね上げ式介護者席使用時は、車いすのままでの搬送は2名)で、安全快適に搬送できる。
同車輌はトヨタ・ハイエース・スーパーロングコミューターのオートマチック車をベースに、移動入浴車や搬送用の車輌架装、入浴福祉の研修事業などで国内の指導的立場にある株式会社デベロが、安全性や機能性を重視して福祉用に改造したもの。
2004年度在宅福祉移送サービスカー寄贈先は、勝山福祉会(福井県勝山市北谷町中尾13-16)、鴨川市社会福祉協議会(千葉県鴨川市八色887-1)、室戸市社会福祉協議会(高知県室戸市嶺家87)、琴丘町社会福祉協議会(秋田県山本郡琴丘町鹿渡字町後263)、加茂川町社会福祉協議会(岡山県御津郡加茂川町円城540-4)の5つの社会福祉法人だった。
寄贈車輌

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