財団法人東京都高齢者研究・福祉振興財団の東京都福祉サービス評価推進機構事務局は、「2004年度東京都福祉サービス第三者評価 事業者のためのサービス評価学習会」を開催する。
福祉サービス第三者評価システムは、第三者の視点から、事業者が提供する福祉サービスの質の評価を行い、その結果を利用者や事業者へフィードバックすることにより、利用者へのサービス選択のための情報提供と、事業者がサービスの質を高めていくための仕組みで、東京都が実施しているもの。
同サービス評価を有効に実施するためには、評価についての基本的な理解が不可欠となる。東京都福祉サービス評価推進機構では今回、サービス評価全般にわたり、より具体的な内容を知りたいと考えている事業者、これから評価の実施を考えている事業者等を対象に学習会を開催し、基本的な説明や意見交換等を行う。
内容は、第三者評価のしくみ、評価制度の現状、評価実施のメリット等のほか、都の補助金制度や第三者評価にかかる国の動向などを予定している。
開催は5月24日から6月7日の間で4回を予定、各回とも同じ内容で、全てに参加する必要はない。会場は、第1・2回が、東京都高齢者研究・福祉振興財団多目的室セントラルプラザビル15階(新宿区神楽河岸1-1)。第3・4回が東京都社会福祉保健医療研修センター1階講堂(文京区小日向4-1-6)を予定している。参加者は1事業所あたり3名までで、参加費用は1人あたり500円。
|