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65歳継続雇用に向けての高齢者の職場づくり事例を募集

−厚生労働省と独立行政法人高齢・障害者雇用支援機構、2004年度「高年齢者雇用開発コンテスト」−

2004/04/27(Tue.)

大人の青汁
 厚生労働省と独立行政法人高齢・障害者雇用支援機構は、2004年度「高年齢者雇用開発コンテスト」として、65歳継続雇用に向けての高齢者の働きやすい職場づくりの事例を募集する。

 募集テーマは、「人事・賃金管理、労働時間管理等、制度に関する改善」「新しい職場での就業、新たな技能の習得等を容易にするための教育訓練など、能力開発に関する改善」「職場における健康管理に関する改善」「作業方法、作業設備・機器、治工具類等の整備・改善」「新たな職場の創設およびワークシェアリング等による職務内容の見直しや、組織の再編」「そのほか、高齢者の雇用に関する改善等」の6項。

 応募資格は、原則として企業または事業所としての応募とする。賞は、厚生労働大臣表彰として最優秀賞が記念品と賞金30万円1編、優秀賞が記念品と賞金20万円2編。財団法人高年齢者雇用開発協会会長表彰として、優秀賞が記念品と賞金15万円若干編、独立行政法人高齢・障害者雇用支援機構理事長表彰として、奨励賞が記念品と賞金10万円若干編、部門別賞が記念品と賞金10万円若干編、努力賞が記念品若干編となっている。

 2003年度の最優秀賞は、「GSL(Greatly Satisfying Life)システムの導入により1日4時間の短時間勤務のワークシェアリングを実現し新たな高年齢者の雇用の場を創出した事例」として株式会社アイ.エス.ティ.加美(兵庫県)が受賞した。同社は、化学工業製品製造業で従業員数157名(55歳以上40人、うち60歳以上33人、最高年齢者69歳)、創業1988年。定年等状況は、60歳定年で定年後は、希望者全員を65歳まで特定社員として再雇用、65歳以降は本人の健康状態を勘案して雇用している。

 表彰のポイントは、高齢者雇用に具体的に取り組む基本的な考え方として、GSLシステムを新規に構築した上で、1日4時間勤務の高齢者を21名、ハローワーク経由で採用。

 短時間労働のGSL社員のほか、60歳定年以降65歳まで希望者全員を再雇用する従来の継続雇用者も含めて高齢者雇用率が高い。1日4時間の短時間勤務によるワークシェアリングを実践しており、県のワークシェアリング導入モデル事業として、新しい働き方を提案している。

 だれにでもできる作業現場づくりをスローガンに、多岐にわたる改善が行われており、作業標準・指導マニュアルと併せ、高齢者の働きやすい職場づくりが行われている。GSL会館で趣味・娯楽を楽しむことができるようになっていて、福利厚生面でも充実している。


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