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高齢者の減退した摂食機能を維持・向上させることを目的とした食具を発売

−ピジョン、「味わう食具シリーズ」−

2004/04/30(Fri.)

大人の青汁
 ピジョン株式会社は、加齢による摂食機能の減退により、食べる動作が困難になった人をサポートし、自立した摂食に戻ることを目的とした機能食具「ピジョン味わう食具シリーズ」を5月10日より発売する。開発は、昭和大学との共同研究で行った。シリーズアイテムは、「味わうお箸」「味わうスプーン」「味わうレンゲ」の3アイテム。

 年齢を重ねると個人差はあるものの、身体の機能が衰える。特に、手の機能が衰えると「はさむ」、「つまむ」、「すくう」、「口に運ぶ」という動作が、口腔機能が衰えると「口を開ける」、「口に摂りこむ」、「飲み下す」という、生きる源となる“食べる“ための動作が困難になる。食べることが困難になると、他の機能の減退、さらには介護度の悪化につながる可能性も指摘されている。

 「ピジョン味わう食具」は、減退した手と口腔機能をサポートすることはもちろん、維持・向上させながら自立した摂食に戻ることを目的とした機能食具。昭和大学歯学部口腔衛生学向井美惠教授との共同研究により、軽さ、長さ、口に運ぶための角度に加え、唇の運動も含めて設計・開発した。麺、ごはん、おかず、汁やスープなど、食事をおいしく味わってほしいと工夫した食具で、こぼし始めた人を支援する。

 「味わうお箸」は、加齢等により手指が衰えた人でも、指の軽い力だけで操作可能な箸。箸の長さは、操作しやすいよう標準よりやや短めの190mmで、食べやすくなっている。箸の先端部は平らで幅広く、細かなざらつき加工を施しているので、高齢者にも人気の高い麺やパスタをしっかりとつかみ、口元まで運ぶことができる。またにぎりの強さをゴムリングの位置で調節できる。箸が使いにくくなった人、今はスプーンを使用しているがもう一度箸を使わせてあげたい人に適している。価格は945円。

 「味わうスプーン」は、上唇が動きづらく、食物が摂りにくくなった人が、固形物やペースト状の食物を食べやすく設計したスプーン。箸を使うことが困難になった人の訓練にもなる。先端のボール部の深さは3mmという薄型設計なので、口の開きが小さくなった人でも食べ物を口に入れやすく、ボール部と柄の接続部分が山になっているため、口に入れると上唇が当たり、自然に下りて食べ物を摂ることができる。薄型設計のため、スプーンの表裏が一目で判るように赤いワンポイントがついている。柄の部分は断面が幅11mmの楕円形状。価格は945円。

 「味わうレンゲ」は、手腕の動作が衰え、口元に運ぶまでにこぼしてしまったり、一口で飲む量が少なくなった人が、汁やスープを飲みやすいように開発したレンゲ。ボール部は口当たりの良い2mmの肉厚で、嚥下(食べ物を飲み下す)が困難な人が一気に飲み込まないように配慮した一口サイズの10ccの大きさ。ボール部と柄は35度の角度で、深めのどんぶりの底からでもすくえ、液体が手前にたまり、どの角度からも上手に飲みやすいように設計されている。また、テーブルに置くとボール部がテーブル面に接地しないよう衛生面も考慮している。価格は630円。

 高齢者の食事においては、自己食べ・介護食べにかかわらず、食事内容と量だけが議論されどのように食べたかが見過ごされがち。自ら食べるときも、介助されて食べるときも、食べ物を口腔に押し込むことが普通になされている現状がある。また現在販売されている介護用の食具はその多くが手肢機能の減退に合わせたものだが、自己食べから介助食べに移行するきっかけが「こぼしてしまう」ことで、自立した摂食に戻るには、必要な時期に適切な食具で支援することが重要。医療だけでなく、介護も治療から予防へと大きく転換している。


ピジョン味わう食具
写真:ピジョン味わう食具


ピジョン株式会社概要
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