ロゴスウェア株式会社と筑波技術短期大学は、産学連携で聴覚障害者の学習を支援するための「インターネットを介した遠隔地リアルタイム字幕提示システム」を開発した。同システムにより、標準のインターネットやパソコン環境を利用した、特別な装置や環境に依存しない聴覚障害者支援システムが初めて実現された。
「遠隔地リアルタイム字幕提示システム」は、(教師など)話者の発話内容のすべてを文字に変換し、即座に聴衆(聴覚障害者)に提示するためのシステム。筑波技術短期大学では1990年からこのシステムの開発に着手し、授業時の情報保障や学外支援として、現在まで230回程度の運用実績がある。現在も様々な改善を続け、研究を継続している。
筑波技術短期大学では蓄積してきた聴覚障害者支援のためのノウハウを活かし、インターネットを利用した独自のシステムを開発している。今回開発されたシステムは、従来のテレビ会議システムより低コストで、より使いやすい環境を構築するために、ロゴスウェアのインターネットをベースにしたコミュニケーション・ソリューションLOGOSWARE
POWER-LIVEと融合したもの。
今回のシステムは、標準のインターネットやパソコン環境での使用を前提に設計されており、どこからでも、特別な装置なしに簡単に利用できるようにしたことが大きな特長。また、音声認識技術を取り入れたことにより、高度なキーボード入力技能を持たない人でも字幕入力担当者としての支援が行えるようになった。低コストと使いやすさを追求した同システムにより、「遠隔地リアルタイム字幕提示システム」は、本格的運用に向けてのフェーズに入った。
システム構成図

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