ダイハツ工業株式会社は、福祉移送サービス支援システム「フレンドシップi(アイ)システム」を発売した。
福祉移送サービスは民間介護事業者、自治体、社会福祉法人、NPO(非営利組織)等が主体となり、移動に介護の必要な利用者(乗客)を自宅から病院等に送迎する。一般的には車いす等での搭乗が可能な福祉車両を複数台使用し、乗車時間・距離等で課金される。
同社は、ムーヴ等をベースとした福祉車両ラインナップ「フレンドシップシリーズ」を有しており、軽自動車ベースの福祉車両を年間約4,700台販売(2003年度実績)しており、年間約9,800台の同市場のなかで50%近いシェアを誇る。今回、この実績を生かし、主要ユーザーである福祉移送サービス事業者のニーズに合ったシステムを開発した。
「フレンドシップiシステム」は、予約の受付から乗車後の料金計算までをインターネットおよびパケット通信を通じて処理。専用ソフトウェアを必要とせず、市販のPCでシステムを利用できる。
降車時に料金・距離を算出。車載プリンタを通じその場で明細が出力できる(利用者および運転者の控え用)。また、利用実績データは車両から管理用サーバーへと送信され、月末時の料金請求等にもそのまま活用できるため、福祉移送サービス事業者の事務効率化の課題であった「手書き・手入力での利用(運行実績)日報作成」の負担を大幅に軽減できる。
GPS(衛星航法システム)の採用により各車両の位置確認が可能。大規模な福祉移送サービス事業で効果を発揮する。
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