「福祉用具の日」推進協議会事務局は、「福祉用具のある風景」をテーマにフォトコンテストを行う。
同コンテストは、2002年10月1日に創設された「福祉用具の日」の3年目にあたる今年の10月1日の記念イベントとして行われる。高齢社会に欠かせない福祉用具が、生活に溶け込んでいる様子を伝える作品を募集する。
福祉用具は高齢者や障害者の生活に役立ち、介護する人の負担を軽くする便利な生活用具だが、日頃なじみのない一般の人は、関心さえもっていないどころか、何か特別な人が使う特別な道具と受け止められている。そのため、いざ必要な時、「すぐ効果的に利用できない」「人前で使用することに抵抗感がある」など、せっかくの有効性が生かされてない。「福祉用具の日」は、このような社会的な役割をもつ福祉用具を多くの人に知ってもらうために創設された。
コンテストは、一人、2点までの応募で、未発表の作品に限る。賞は、最優秀賞1点(賞状および副賞20万円)、厚生労働大臣賞1点(賞状および副賞10万円)、経済産業大臣賞1点(賞状および副賞10万円)、特選5点(賞状および副賞2万円)、入選10点(賞状および図書券3千円)を用意する。
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