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2階建有料老人ホームを発売

−大和ハウス、「ダイワレアンジュ」−

2004/07/01(Thu.)

大人の青汁
 大和ハウス工業株式会社は、創業50周年記念商品として、同社シルバーエイジ研究所が蓄積したノウハウの集大成とも言える2階建有料老人ホーム商品「ダイワレアンジュ」を発売した。

 同社は、有料老人ホームを“施設”ではなく“もうひとつのわが家”ととらえ、住宅メーカーとしての実績を、外観・プラン・設備に注ぎ込むとともに、シルバーエイジ研究所が長年にわたって培ってきた医療・介護のノウハウを「ダイワレアンジュ」に活かしている。さらに「ダイワレアンジュ」は、既存商品では対応しきれなかった大規模な建物や、小規模多機能ホームなどにも活用することができ、複合の医療・介護事業の運営を容易にする商品とした。

 外観デザインについては、住居への愛着を高める4つの外観スタイル(北欧風スタイル、南欧風スタイル、和風モダンスタイル、ベーシックスタイル)を設定し、個性豊かな「わが家らしさ」を演出している。

 空間デザインについては、家族的なケアと個の生き方を重視した「ユニットケア」を導入。「プライベートゾーン」「セミパブリックゾーン」「パブリックゾーン」の3つを設定し、入居者自ら、生活の中で居場所や時間の使い方を選択できる、“個”と“コミュニケーション”の両面で満足できるゾーニングを提案している。

 ユニットケアとは、入居者の個性やニーズに重点を置いた「1人1居室」とセットになったケアのあり方で、10人前後のユニット毎にケアを行うこと。個人に合わせた家族的なケアが可能なうえ、個室への引きこもりなどを防ぐ効果があるほか、痴ほうの軽減、自立を支えるなどの効果がある。

 各居室に洗面動作をスムーズに行えるよう配慮された車いす対応の洗面スペースを完備。また、トイレも各居室に標準装備しているので他の入居者に気兼ねなく使用でき、寒い冬場や深夜の移動も楽になるよう配慮した。

 パブリックゾーンでは、各談話室に入居者の交流が深まる対面式キッチンを採用。おやつや軽食など簡単な調理ができるよう1ユニットに1つキッチンを設置し、入居者の自立を育む。浴室はバリアフリー仕様とし、手すりを各所に設けたり、床と浴槽の段差を低くするなど、高齢者にとって使いやすい機能にこだわった。

 入居者の健康に配慮し、JIS・JASの最高基準F☆☆☆☆仕様を採用し、ホルムアルデヒドを徹底的に削減している。また自然の力を最大限に利用する24時間換気システムを採用。改正建築基準法で求められている0.5回/h以上の換気回数(1時間あたりに部屋の空気の半分が入れ替わる性能)をクリアしている。

 隣室との界壁に石膏ボードでロックウールを挟んだサンドイッチ構造を採用し、各居室間の遮音性を高めている。また、トイレ使用時の不快な排水音を低減するため配管防音材を使用するなどの静音設計を実現した。

 身体機能が低下する高齢者が安全に暮らせるよう配慮し、車いすでもすれ違える廊下幅や段差のない床、ワイドスイッチなど高齢者が使いやすいように設計を行っている。そのほか加齢による視力低下を考慮し、安全性の高い照明計画を採用。住まい全体の照度をアップさせ、かつ目に優しい照明計画としている。

 スピードが求められる高齢者の緊急事態に対応できるよう、各居室やパブリックゾーンのトイレには緊急通報装置を設置。万一のときにもすぐにスタッフと連絡を取ることができる。

 狙われやすい1階事務室は防犯合わせ複層ガラスを採用。簡単に割れないうえ、割れてもすぐに貫通しないため防犯性が高まる。

 同社独自の躯体システムダイワコンフォルトを採用し、基本モジュールを2100mmと1800mmに設定しているので、敷地の形や事業者の要求に柔軟に対応することが可能。プランをアレンジしやすいシステム建築の特性を活かし、有料老人ホームの他、グループホームやデイサービス、ショートステイ、高齢者住宅、小規模多機能施設等の複合用途、大型ロットの事業にも対応できる。

 躯体システムであるダイワコンフォルトはパネル工法を採用しているので、工種削減・工程短縮を実現。システム建築で高品質での短期施工が可能となった。外壁パネルには2次止水の機構を設け防水に配慮、パネルの耐久性を高めている。また基礎には鋼製基礎とコンクリート基礎の2種類を用意、土地状況やスケジュールに合わせて選択できる。


「ダイワレアンジュ」
写真:「ダイワレアンジュ」


大和ハウス工業株式会社概要
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