国土交通省は、子供たちにバリアフリーに対して問題意識を持ち、主体的に取り組んでもらうことを目的として、小学校高学年の児童を主な対象としたCD-ROM「みんなで考える交通バリアフリー」を作成した。
ソフトは、コンピュータを使ってクイズ感覚で楽しく交通バリアフリーの基礎知識について学べる内容となっている。また、音声読み上げソフトにも対応しているので音声だけで学ぶこともできる。
交通バリアフリー法が2000年11月に施行されてから約3年超が経過しつつあり、同省では、鉄道やバスなどの公共交通機関のバリアフリー化を推進しているが、ハード面の整備のみでは、真のバリアフリー社会を実現させることは不可能。このため、交通バリアフリー化への国民全体の理解や、一人ひとりのボランティア精神等「心のバリアフリー」の推進が必要となっており、同省においても、「心のバリアフリー」を推進するため、交通バリアフリー教室の開催や、各種パンフレットの作成・配布などの施策を行っている。
今回、「心のバリアフリー」推進の一環として作成したCD-ROM「みんなで考える交通バリアフリー」は、教育関係の実務者や専門家と議論し色々なアイデアをもらうとともに、試作版のCD-ROMを実際に子供に使ってもらったり、自身視覚障害のある玩具メーカーの担当者に音声部分をチェックしてもらうなど、様々な人の協力を得て完成した。
今後、総合学習の場等で利用してもらうよう運輸局等を通じて働きかけていく予定。また、財団法人交通エコロジー・モビリティ財団のホームページ上での公開も予定している。
「みんなで考える交通バリアフリー」画面

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