キステム株式会社は、色覚障害者のウェブ閲覧を支援するソフト「UDcolor
View(ユーディーカラー・ビュー)」を、9月30日までの期間限定で、全国の都道府県庁と市役所のウェブサイト閲覧時に利用できるようにする。
同ソフトは、通常は、同社と契約したサイト限定(ドメイン限定)で、ウェブ閲覧時に利用できるソフト。利用者は無償でソフトを利用できるが、期間終了後には、同社と契約したサイト以外では利用できなくなる。
色覚障害を持つ人の多くは、赤と緑などの色の差を見分けにくく、深い赤と黒の違いも分かりづらい。日本人男性の約5%、白人男性の約8%は色覚障害があるとされている。
ウェブ・アクセシビリティが今年6月にJIS(日本工業規格)化されたことから、特に自治体や大企業などの公共性の高いウェブサイトの制作において、カラーバリアフリーを含むユニバーサルデザインへの需要が高まっている。しかし、短期間で改良を行い、サイト全体のアクセシビリティを実現することは難しいというのが現状。
これらのことから、地方公共団体をはじめ、より多くの人々とともに、インターネットにおける情報アクセシビリティの重要性と障害者支援の大切さを共有する目的で、全国の都道府県庁と市役所のサイトに対して期間限定でサービスを「開放」することとした。
「UDcolor View」は、立命館大学との産学協同研究で生まれた、色覚障害者のウェブ閲覧を支援するソフト。カラーバリアフリー対応していないウェブサイトを見るときに、簡単なチェックで個々の色覚の特性を判断し、画面上で利用者が見にくいと思われる場所を自動的に検出し通知する。また、見にくい場所を見やすいく変換して表示することで、情報を確認できる。
UDcolor View

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