エンターテインメント企業の株式会社ナムコは、高齢者用リハビリテインメントマシン「太鼓の達人RT〜日本の心〜」を開発。11月中旬より全国の病院・デイサービスセンター向けに発売する。また、2003年3月から発売している「太鼓の達人RT(ver.4)」向けに、「太鼓の達人RT〜日本の心〜」バージョンソフトの発売も行う。共にオープン価格を予定。
リハビリテインメントマシンとは、ゲームの要素を取り入れて、高齢者や障害のある人が楽しみながら機能回復やトレーニング効果が得られることを目的としたゲーム機器。同社では「ワニワニパニックRT」をはじめ様々なゲーム機をラインアップしている。
「太鼓の達人RT〜日本の心〜」は、高齢者が楽しい時間を過ごすことで、心身機能の維持と活性化を期待して開発したリハビリテインメントマシンのひとつ。高齢者が「太鼓の達人」の面白さを実感できるよう様々な工夫を行い、音楽療法士の協力で民謡・唱歌・童謡など20曲を収録した。
音楽療法とは、音楽に備わっている心理的・生理的・社会的な働きを活用して、心身の成長・発達を援助したり、心理的な悩みの解決に力を貸したり、生きる意欲を高めたりすることを目的にした、音楽による心理療法のこと。
車いすの人でも手が届くよう太鼓は低い移動式の台座に設置、握力の弱い人にも叩き易くするため、バチには握力支援ベルトを付けたほか、「かんたんコース」は練習用としても使えるような打点を、「ふつうコース」は音楽性を重視した打点を設定し、穏やかにかつのりやすさを追求した。
また、楽曲にあわせて太鼓を叩くモードのほかにオリジナルの「太鼓を叩く」モードを収録した。このモードでは、太鼓を叩くとモニターに花火が上がり、太鼓の音色だけが響き渡る。楽曲が流れないため、カラオケや体操などといったレクリエーションやイベントにも活用できる。
なお、「太鼓の達人RT〜日本の心〜」は2004年10月1日オープン予定のナムコが運営する通所介護事業所「かいかや」にも設置するほか、2004年10月より、フランスベッド株式会社がリハビリテインメントマシンの販売代理店になる。
太鼓の達人RT〜日本の心〜「画面(開発中のもの)」

太鼓の達人RT〜日本の心〜「筐体」

|