特定非営利活動法人日本サスティナブル・コミュニティ・センター(SCCJ)は、視覚障害者の外出をIT機器でサポートする「音のお出かけ地図」を2004年8月から、京都ライトハウスと協同で作成しており、同システムを用いて、松山市の障害者サポート団体「街づくりサークルスクランブル」と、ニ寧坂付近の観光ルートを散策する第1回目の実証実験を9月26日に行う。
視覚障害者のほとんどは、行きなれた場所へは一人で外出することができても、未知の場所へ行くには、目の見える同伴者が必要。漠然と外出したいと思っても、出かける先の情報がなかったり、外出先が決まっていても、同伴者が手配できずに外出できないときもある。
SCCJでは、視覚障害者のこうした不自由を少しでも取り除き、一人でも外出できるよう、PDA向け音声読み上げソフト「ユビキタス・ラジオ」を使った外出支援に着目した。コンテンツ制作にあたっては、京都ライトハウスの授産施設FSトモニーのスタッフが外出時の不都合について、視覚障害者へアンケートを行い、その結果をふまえて作成している。コンテンツは「東山散策コース」として、八坂神社南門から清水寺までのルートを想定しており、11月末に完成予定だが、今回の実証実験では、「ニ寧坂」に限定して実施し、その有効性や改良点について検証する。
実証実験では、視覚に障害のある人や車いすを利用している人に、外出先で音声ガイドが入ったPDAを持ってもらい、実際に移動してもらう。
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