日本ヒューレット・パッカード株式会社(日本HP)は、社会貢献活動の一環として長野県にコンピュータ機器、2,500万円相当を寄贈した。寄贈されたノートPCをはじめとするHP製品は、長野県内の小学校3校、高等学校(定時制)4校、ろう学校2校で活用される。
これにより同社は、長野県の小学校などのIT教育を支援し、情報化社会に対応できる人材の育成に貢献する。本日午前10時より長野県庁にて寄贈式が行われ、同社の小田晋吾副社長から田中康夫長野県知事に寄贈品目の目録が手渡された。寄贈式には長野県教育委員会と知的発達障害者のスポーツを支援するNPO法人スペシャルオリンピックスの代表者も出席した。
同社は「良き企業市民」の実践として社会貢献活動を行っており、特に学齢児童の教育分野に力を置いて活動を展開している。こうした活動は、子どもたちがコンピュータを利用することで、より自由な発想と創造性を身につけ、将来の可能性を広げていくことが可能であるというHPの考えに基づくもの。
寄贈先となった長野県は先端的な学校教育に積極的に取り組んでおり、IT教育、障害者教育に力を入れている。同社は長野県の教育への取り組みに賛同し、長野県経由で長野県内の教育機関にコンピュータ環境を提供することとなった。さらに、今年2月の「第3回スペシャルオリンピックス日本冬季ナショナルゲーム・長野」に際し、同社が2005年スペシャルオリンピックス冬季世界大会実行委員会に寄贈したノートPC40台とPC付属品一式(1,000万円相当)も、長野県の教育機関に移譲されることが決定した。移譲先は、「冬季ナショナルゲーム」の開催市町村の中から、コンピュータ学習のモデル校となる高等学校(定時制)4校、ろう学校2校が選ばれた。
今後、同社が寄贈したノートPCとPC付属品は、子供たちのIT教育のために幅広く活用される。またHPのフェロー(研究者)で「パソコンの父」と呼ばれるアラン・ケイが開発した「Squeak(スクイーク)」というプログラミング言語を使った子供向けコンピュータ教育プログラムも各学校で実施される予定。この「Squeak」を利用した教育プログラムは「アラン・ケイプロジェクト」として2003年9月から京都市と杉並区の小中高校、養護学校で導入されている。今後、アラン・ケイプロジェクトを取り入れている学校間をネットワークで結び、公開授業や授業の同時中継なども計画されている。
さらに、寄贈されたPCの操作や運用について、同社の社員がボランティアでサポートを行うことなども計画されている。同社では、今後も教育分野への社会貢献活動を積極的に行っていく方針。
寄贈品は、ノートPC78台、オールインワンプリンタ8台、カラーレーザプリンタ3台、A3プリンタ1台、モバイルプロジェクタ4台、ポータブルプロジェクタ1台、ワイヤレスアクセスポイント420WW4個、レイヤ2スイッチ4個、光学式USBスクロールマウス8個など。
寄贈式

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