松下電工株式会社は、小回りしやすいコンパクトサイズの室内専用の車いす「ナショナル室内用車いすリラクターン」2品種(自走式、介助式)を開発した。
公的介護保険の貸与給付対象商品で、主に同社の100%出資子会社である松下電工エイジフリーショップス株式会社が独自に展開する、介護専門のフランチャイズ加盟店「松下電工エイジフリー介護チェーン」(全国オープン数163店9月末現在)より、2004年11月15日から販売、12月から順次レンタルを開始する。また、ナショナル製品取扱店でも販売を行う。
車いすを使用する人の中には、衛生面の問題から、外出用と屋内用、2種類の車いすを購入・レンタルしている人もいる。しかし、室内で使用しやすい車いすはあまりなく、標準サイズの車いすを室内で利用している人がほとんどだった。その場合、移動・介助すると、トイレやお風呂の間口・狭い廊下の曲がり角などでは使いにくいことがある。そうした室内での車いす利用環境に配慮し、同社は移動・移乗しやすいコンパクトサイズの車いす「リラクターン」を開発。「リラクターン」の最小回転半径51cmなら、75cm幅の直角廊下でも曲がれるので楽に移動ができる。
また、座面の高さも35cmと低いため、安定した姿勢で車いすからベッドや便座などへの移乗が可能。室内で足こぎ移動する場合、小柄な人でも容易に足こぎ移動ができ、リハビリにも活用できる。
デザインについても、部屋になじむよう車輪のホイールに金属を使用せず樹脂を採用。長時間使用しても疲れにくいように背・座のクッションを標準装備し、和室・洋室のどちらのインテリアにもなじむよう、茶色とオレンジ色を基調に仕上げた。価格は168,000円(非課税)、目標販売台数は1年後に年間5,000台としている。
ナショナル室内用車いすリラクターン(左:自走式、右:介助式)

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