NECエンジニアリングは、公共施設などの屋内から、公園や駅前といった屋外など、あらゆる環境に対応し、障害者の利用にも配慮したバリアフリー情報ターミナル「UNIVERSALROBO(ユニバーサルロボ)」を商品化し、販売を開始した。
新製品は、ユビキタス社会のコンセプトである「いつでも、どこでも、何でも、だれでも」の実現に向け、2000年6月の発売以来、約3000台の出荷実績を有する情報ターミナル「SATELLITEROBOR(サテライトロボ)」シリーズの強化製品として開発したもの。
ディスプレイとタッチパネルを組み合わせることで、係員や店員などがいない無人環境においても交通・観光情報の配信や公園・博物館等での案内サービス、行政・自治体の情報公開などを可能とする屋外設置型の情報ターミナルで、障害者の利用にも配慮したバリアフリー構造や耐環境性能を実現した。
氷点下10度から40度までの気温変化や、土砂降りの雨(IEC60529規格IP55適合)にも耐えうる耐環境性能を有しており、屋外を含めて幅広い設置環境に対応可能とした。無人環境における設置を実現するために、タッチパネルの表面には強化ガラスを採用し、悪戯によるキズを付きにくくしタッチセンサーの故障を防止するとともに、直射日光が当たる昼間から暗い夜間までの24時間稼働に対応した高輝度ディスプレイを採用している。
車いすに乗った利用者が身体を引き寄せるための取手の設置や、装置下部に車いすが入れるスペースを確保したほか、タッチパネルの位置や角度の工夫など、健常者も含めて利用しやすい構造となっている。また、オプション設定では、視覚障害者への配慮として、装置に近づくと自動的に始まる音声ガイドや、タッチパネルと音声ガイドを利用したメニュー操作を行うことが可能となっている。
そのほか、USB接続カメラモジュールやICカードリーダに加え、レシートプリンタや寒冷地用ヒータモジュールなど多彩なオプション機器の搭載が可能。
新製品の標準価格は230万円(税込価格241万5千円)(コンテンツ作成費・現地調整費等は含まず)で、年間300台の出荷を見込んでいる。また、既発売の屋内設置型「SATELLITEROBO(サテライトロボ)」シリーズの販売も継続する。
「UNIVERSALROBO(ユニバーサルロボ)」

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